Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

コレクション・聖牛

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   なくて七癖、当方には妙な性癖というか、収集癖がある。 さて、スコッチ・グレインという紳士革靴メーカーをご存じだろうか?婦人靴でいえば卑弥呼クラスのメーカーだ。

 

    故あって、このメーカーにぞっこんなのが当方。コダワリと言えばコダワリなのだが、ここの靴を履くと気分上々、貴賓に満ちた心持になるのが不思議だ。

 

   ここの靴は、高価でちょっとやそっとで手は出せないのだが、革靴の端切れを使った牛のマスコットには魅かれる。ここ10年来、店頭に行っては、色違いのマスコットの聖牛の収集に努めている。

 

    意外にも、意外、靴の色は黒や茶色ばかりではなく注文靴の中にはツートンカラーの靴も多い。革靴の端切れも多彩だが、どうしても手に入らない革色がある。白、赤、ブルー等々・・・。

 

 何のナンノ極め付けは「キイロ」。未だかって手に入らない。何度となく店員に聞いても入荷予定はないという。そうだろうな・・・・と思いつつ、いつか、いつかと店頭に並ぶことを待ちわびている。

 

    今日は、オヤジの変な収集癖をご披露した次第。写真は、当方のワードローブに並ぶ可愛い仔牛の群れたち。コレクターも此処まで来ると異常なのかも知れない。何しても「黄色」「奇異色」の仔牛がどうしても欲しい・・・。

 

(今日のおまけ)  

    報道によると国交省甲府河川国道事務所と甲斐市は、武田信玄が発案したとされる治水装置「聖牛」4基を釜無川に設置したと聞く。以前設置していた聖牛が昨年10月の台風21号で流されたため、再設置したとこと。

 

 聖牛は、石を詰めたかごを「重し」にして、三角すいの形に組み合わせた丸太を川に沈め、水の流れを分散させて勢いを弱める治水装置。組み合わせた丸太の上部が牛の角に見えることから名付けられた。

 

 再設置されたのは、武田信玄釜無川の治水のために築いた堤防「信玄堤」の前。参加した人は丸太を組み合わせ、高さ約4メートル、奥行き約6メートルの聖牛を作った。土木事務所の所長は「聖牛を再設置することで水害を最小限に抑え、伝統的な治水の技術を継承していきたい」と談話を述べたらしい。

 

 ここでも、古来の伝統は受け継がれ、先人たちの知恵が現在に蘇る。技術、匠は後継があればこそのこと。僕のキイロの仔牛さん・・・今!どこにいるの?