Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

乳帰る

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  婦人科の外待合室。乳腺科の中待合室は診察室の前にあるが、男性は中で待つことが出来ない。お呼びがかかるまで外で待機だ。ここには、いろいろな方々が受診に訪れる。妊産婦と思しき人から女子中学生を連れての母親の姿もある。乳腺炎なのか乳がん検診なのか、当方には何も判らない。

 

 問診票を書いてしばらくすると「甲州屋徳兵衛さん・・!」と名前が呼ばれる。エコー検査を別室で実施するという。入室するとカーテンだらけの検査室。「上を脱いでください」との女性検査技師からのご指示。躊躇なく前半身裸に・・。

 

 ヌルっとしたゼリーを右胸に塗られる。程よい人肌で冷たくはない。エコーの先端が右胸を駆け巡る。どうも、しこりが小さいようで苦労している様子。

  

 思わず「ここです」と技師の手を取り、右胸を触らせる。「ここです!」と手を握る。すると患部が判ったようで念入りに検査をしてくれた。

 

 これで終わりかと思いきや、右胸と比較するため左胸も撮影したいと言い出す。予想外の「おまけ」に快感度がアップ。左右の胸を撮影後、最後に暖かい「おしぼり」が出され、ゼリーをふき取って下さいとのご指示。ここは素直に従うしかない。細胞診まで覚悟していたがそれには及ばず検査終了。時間にして15分程度。締めに「おしぼり」とは、どこかのお店に似て気が利いている。

 

 検査が終わり、しばし外待合室で待っていると名前を呼ばれる。中待合室には誰もおらず、いきなり診察室に。思ったとおうり、うら若き女医が診察してくれる。ネームを見ると20代後半の島×直×先生。ここでもまたカーテンに半裸姿、いよいよ触診だ。

 

 右、左と丁寧な「オサワリ」。ものの10分ぐらいだったが異様に短く感じたのが不思議だ。触診が終わり、いよいよ診断。腫瘍の顔つきは良く、形もよく乳腺の腫れではないという。結果は「皮下腫瘤」。簡単に言えば脂肪の塊だそうだ。

 

 粉瘤ができやすい体質だとは思っていたが、よりによって乳頭の下にできるとは?事なきを得て会計で清算。御代は1,900円。これなら変な遊びをするより遥かにリーズナブル。よって無事診察終了。「父(乳)帰る」で気を良くしてルンルン気分で家路を急いだ。

 

(今日のおまけ)

 男でも乳がんは発症するようで、60歳代に多発するという。発症率は1%。宝くじに当たるより高い確率だ。

 

 世の男性諸君!できものは良性、悪性を問わず早めの受診をして切開、切除が賢明。尤も腹の中にできたできものは、中々見つからないので早めの検診が必要だ。なあ!そこの腹黒い旦那さん・・・・よ。