Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

早世な人々たち

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  「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」この曲は、当方の結婚披露宴のときに同期生らによる余興で流れた。新郎も舞台に上がらされて、音程は狂って唄うわ、ネクタイを頭に巻いて踊るわ、で出席者からも顰蹙をかった想い出の曲である。当時、橋幸雄、舟木和夫、西郷輝彦の元祖御三家に続いた新御三家郷ひろみ野口五郎とともに新たな時代を作った男。その男が、かの石川秀美の兄「西条秀樹」。その男がさる5月16日に63歳の若さで逝った。   死因は心不全だったが、何度も脳梗塞で倒れ、会話も不自由になったと聞く。

 

 やめろと言われても・・・♪♪(タイトル:激しい恋)、あの力強く、絶叫的な歌唱力とステージ・アクションを続ければ、いつか脳血管が切れてしまうのではないかと当時から心配していたが、案の定思った通りの早世となってしまった。

 

    小林亜星演じる父親との壮絶な親子喧嘩「寺内貫太郎一家」は、テレビを視ていてもその本気度が伝わってきた。そのドラマの脚本を書いた向田邦子も競演していた伴淳三郎左とん平もみんな鬼籍の人となってしまった。

 

    そんな彼は知る人ぞ知る既婚者で、一女二男の小さな三人の子を持つ父でもある。ハウス食品バーモントカレー」のCMでは「ヒデキ、感激!」などのキャッチコピーが世間で大流行となり、一躍「ヒデキ」の名が有名となり、老若男女の誰もが使っていたことを思い出す。

 

 私生活は殆ど表に出てこなかったが、きっと波瀾万丈の人生だったのに違いない。持ち歌の「傷だらけのローラ」のように・・・。同じ世代として淋しさが残る。後を追うように若大将の恋人役「澄子」を演じた星由里子も肺がんで亡くなった。享年73歳。  

   相前後して、もうお一方旅立った方がいる。関口宏(父は佐野周二、西田佐知子の旦那)のサンモニ「サンデー・モーニング」でジャーナリスト兼コメンテーター、毎日新聞特別編集委員岸井成格(73)だ。

 

 番組で久しぶりに見た岸井は(抗がん剤放射線治療の影響か)、帽子を被っていたが、声がかすれ元気のない中で必死にコメントを出していた。最期に奥方に言った言葉は「カステラなら食べられる」だったそうだ。信条は反政権でも反自民でも反米でもなかった。氏の信条はただ一つ「間違っていることは正す!」といいつつ「メデイアの堕落」も指弾していた。

 

   存命であったら、足元で起きた今回の日大フットボール部のアンフェアをどう正すだろう。

 

(今日のおまけ)

     サンモニ関連で「今日の皮肉なオ・マ・ケ」。

   最近あまり視聴しなくなったが、「サンデー・モーニング(TBS系)」の放送内容が、時折酷いことになっている。

 

     この番組、過去に(テロップ)捏造、歪曲報道やサブミリナル等が問題になったことがある。スポーツコナーで大澤親分の「喝!」が人気を博した時代もあったが、番組内での「日本の民主主義の崩壊」「安倍政権の暴走」などのキーワードが「反日」の連呼のように聞こえ、朝からヤケに耳障りだ。

 

 それにもう一つ、ゲスト・コメンテーターのほとんどが、関口宏自らが社長を務めるプロダクション「(株)三桂」の所属であることも気になる。具体名を申しあげると、浅井信雄(国際政治学者)、浅井愼平(写真家)、中西哲生辺見えみりと浮名を馳せた元サッカー選手、スポーツジャーナリスト)、涌井雅之(桐蔭横浜大学教授)。それに、女性アシスタント、女性レポーターを含めれば、そのほとんどがこのプロダクションに所属していて、番組が構成されている。

 

    社長がMCだから、キャスターの意に反するようなコメントはなかなか出来まい。まさにここまで来ると、この番組に、「喝!!」だ。もう一発「喝!」だ。