先に山梨県が公表した「2016年社会生活基本調査結果報告書」で、山梨県の1日当たりの食事にかける時間が全国1位だった。山梨県人の食事にかける時間の合計は1日当たり1時間45分で、全国平均を5分上回って全国で最も長かったようだ。
とにかく人口10万人あたりの「食堂・レストラン」「すし店」の数が全国で最も多く、外食の機会が多いのだろう。ズクがないのか、家では食べず、手っ取り早く外食や居酒屋で食事を済ましてしまう。
そういえば、亡くなった親父が酔っぱらって帰宅してきたときは、必ずと言っていいほど、「寿司折」を手土産に持って帰ってきたもんだ。
時に、甲府のすし屋のネタは多くが築地ルートで、駿河ルートからの海産物は意外と少ない。そこへ行くと、長野の中信・北信地域の生鮮品は意外に旨い。日本海に面した直江津ルートがあるからと、先人に聞いたことがある。 ために長くなったとみられる。
また、「ボランティア参加率」も高いらしい。昔から当地では無尽(講)が盛んで、同窓会、同業者、職場、取引先との間で無尽があり、1人で10近くの無尽に入っていた人もいる。これは一種の共助組織であって、一回当たり数千円を飲食代と掛け金に分け、出席者全員から集まった掛け金を、資金繰りの苦しい順に同士がセリ落とすという仕組み。
したがって、セリに参加しない出席者は最終回に割引ないままメンバー全員の掛け金満額が手に入る。これって、結構まとまったお金なので、当時から生活費の足しや仕入れ代金にも充てられた。
それに「お仕事と家事」の面では、1週間の平均仕事時間で、45~54歳の男性が8時間3分で、男女を通しても、この年代だけが突出している。上州の空っ風と上州女とたとえられるが、山梨も例外でなく八ヶ岳おろしが冷たく、群馬お母ちゃんと同様こちらも旦那のも女房の前では「アンダー・コントロール(頭が上がらない)」。
働き盛りの甲州の中年男は常に女房の支配下にある家事では週平均時間は、35~44歳の女性が5時間1分で、最も長い。
つまり、組合せでは50前後の旦那と40前後の女房お組み合わせが県下では理想的と見られる。
(今日のおまけ)
相次ぐ地元ネタで恐縮だが、富士山が見えるところには美人はいないという。とくに裾野が広がる美麗な富士山には「ブス」が多い。富士山は女の山だとも言われている。なぜなら、富士山を眺め、拝む女性の美しさを富士山が全部奪い取ってしまうからだそうで、それに焼きもちを焼いた女性は一段と「不細工」になるそうだ。
でもね!美人はずっと見ていると飽きがくるが、不細工な女性ほど深みがあって飽きが来ないともいう。