毎週のように日本の国会は相変わらずモリ・カケ問題を中心に、財務省の書類改ざん、防衛省の日報問題等々に終始している。柳瀬の喚問や財務大臣の辞任要求をネタに挙句に野党は揃って国会審議をボイコット。有給休暇じゃあるまいし、政治家が国会審議を拒否してどうする。一日当たりの政治家への給金は国民の血税だぞ。
コップの中で大騒ぎをしているようだが、コップの外は国際情勢が重要な局面を迎えて大嵐となっているのに、依然、辞任要求や喚問招請。それに何か出るたびに何でも反対、反対。与党から不信任案が出されれば「解散も止むなし」と恫喝されると、ビビッて不信任案の「フ」の字も口に出さない。合間に党名看板の架け替えのような離合集散の繰り返し。これでは、流石に野党には政権は任せられない。
一年もかけて、世界情勢や国民生活の在り方を忘れたが如きの現状は、まるで駄々っ子の口喧嘩のような体たらくで、与野党揃って小石の投げ合いのようなもの。開いた口が塞がらない。その一方で、この４月から教育指導方針に「道徳教育の徹底」が盛り込まれた。幼稚園以下の資質しかない国会議員や官僚らが、未来を背負っていく子供に道徳が説けるのか？
とりわけ野党の国会議員のみなさんヨ！貴方がたの存在理由、政治目的は何なのか。今一度原点に立ち返って冷静に情勢を見極め、国家、国民の負託に応え、ひいては世界の中の日本のために、その優秀な頭脳を十二分に発揮されるよう期待はしていないが、一国民としては仕方なくも「期待せざるを得ない」。ワ！カ！っ！ト！ル！ン！カ！このばちんが！！
（今日のおまけ）
今春、天候不順で春キャベツが異常な値上がりをし、国産キャベツの流通が途絶えた。スーパーも八百屋も消費者も双方が国産キャベツの生産、販売に頭を痛めた。その結果、一部、流通企業は「中国産野菜」の仕入れを本格化させた。国内産の半分以下の販売価格だ。
中国国内でＫＦＣやマックの腐敗鶏肉や汚染ひき肉が問題となったことが、あったが、自国民の犠牲も顧みず防腐剤、成長ホルモン剤、防虫剤等の薬漬けの肉や野菜の販売の横行。その一部は日本に出荷され、毎日のように日本人の口に入っている。
ファミレス、ファーストフード店、回転すし、居酒屋やラーメン・餃子のチェーン店あらゆるところで中国産食材が安かろう悪かろうで店頭に出されている。
大人や高齢者はともかく、乳幼児、子供や妊婦にとっては口にするものだけに健康被害は深刻な問題だ。一昨日、孫が回転すしで「枝豆」を食した。案の定、翌日、腹下しをして体調不良に陥った。外国人旅行者の沖縄経緯での「はしか」の流行といい。おまま事のような国内政局をよそに、この国は外敵に蝕まられ敵国支配下に置かれるのもそう遠くはなさそうだ。
