Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

お手上げララバイ

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    これ我が家の和室にある横書き掛け軸。お題は「信濃の国」、家内の実家から形見分けとして居間に飾ってあったものを戴いて来たものだ。この書が書かれたのは昭和56年、この達筆と落款印をご覧になってお気づきの方もいらっしゃるかとは思うが、元木曽福島町長がわざわざ直筆にて書をしたため家内の実家に贈られた謂れのあるものだ。  

    これを見ると、いつもなら心和むところだが、急に腹立たしくなってきた。というのも坂城町出身の元部下(現在は古川市内の金融機関のトップに君臨)の父君が長野県警の警察署長であることを思い出した。その息子の元部下も父親譲りの真面目そのものの男だ。ただ、多少融通の利かないところもあるのは父親が警察官だったから厳格に育てられたのに違いないと勝手に思っていた。

 

    ところが、その警察官が指導官の警察官を貸与されている拳銃で背後から撃つという事件が起きた。それも後頭部と背中に二発。まさに「背中から撃たれた」訳だ。その警察官は19歳。高校野球では名門校の優等実力選手で在学当時から警察官にあこがれていたそうだ。動機はすでに死亡した被害者警察官に「指導がうるさく恫喝されたから・・・」と供述している。

 

    市民を守るべき警察官が警察官を撃ち殺すとは、前代未聞。何のために警察官が拳銃を所持しているのか全くその意味が理解できない。知り合いの警察学校の教官によれば、今はパワハラや暴力的指導や暴言ととられるような言葉遣いも否定されている。

 

 そうした中で警察学校に入学してくる最近の新任警官にも耐性や自己抑制力がないという。野球部では監督や先輩のことをただただ聞いて、その通りに動いていれば無難に高校生活を過ごせた時代。卒業後、採用試験に受かって警察学校で教育訓練を受けたのちに荒波の実社会に放り出された加害者は指導警官の暴言指導に「逆ギレ」してしまい、所持していた拳銃を放った。

 

   教育訓練、指導が間違っていたのか19歳の未成年を警察官にしたのがいけなかったのか事件の今後の検証を見守りたい。

 

 といっているうちに若いもんだけかと思いきや日銀の発券局だと思われる本店内部で100万円以上の記念貨が猫ババ(業務上横領)されるという事件が起きた。銀行の銀行であるあの日銀内部でしかも、容疑者は中年男性職員だという。

 

  一体、この国はお上も下々も縦も横も滅茶苦茶だ。こうなるともう手の打ちようがない。

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(今日のおまけ)

 警察官、日銀だけかと思いきや新潟でも事件は起きた。辞任した米山隆一知事(いまだかって50歳独身)の都内有名女子大在学中の未成年者を含め複数人に対する売買春事件が表面化した。この男、灘高から東大医学部に進み医師免許を取得。最難関の司法試験にも受かって、卒業後はハーバード大マサチューセッツ総合病院の研究員も務めるなど華々しい経歴を持つ。

 

  「反原発」を訴え今の野党推薦で見事新潟県知事に当選した。週刊誌によれば、知事になる前から知事になっても買春(援交)していたらしい。この事件が発表される前、本人のお母さんがインタビュー取材に応じ、以前から相談があったという。「ママ、僕どうしたらいい?」とかいったとか言わないとか。

 

 これらの事件を含め、最近の事件の根は親のしつけや教育なのか、学校指導や教育なのか、現場の指導力なのか、学歴、経歴偏向社会がそうするのか。

 

 どこもかしこもコンプライアンスが一段と叫ばれるようになってから、ありとあらゆる処で不始末や不祥事が次々と露見している。もう、こうなるとお手上げ!!お手上げ!!猫ちゃんもお手上げ!!