双極性障害の第一弾に続き本日は、精神疾患メルクマール第二弾をお届けします。
タイトルの病名。またの病名を「憤怒調節障害」ともいうらしい。この病名が世間で認知されるようになったのは、今から5年ほど前のこと。あの大韓航空の副社長であった「ナッツ姫の妹」の「水かけ姫」が会議中に広告代理店社員の顔めがけて水を掛けた事件より遥か以前のことだ。
この病気の症状はというと、怒りを抑えられずに突然、怒声や罵声(ばせい)を浴びせる言動をとってしまう精神疾患らしく、韓国では患者数が6千人を超えているとも言われている。原因は諸説あるが、韓国固有のキムチに含まれる「カプサイシン」が脳内に障害をもたらすともいわれている。また、一方では障害の原因をストレス、アルコール依存、前頭葉の障害や脳血管疾患などを挙げる専門家もいる。
その昔、日本でも七味唐辛子を料理に沢山かければダイエットに効果があると若い女性の間で噂になったことがある。でも、韓国の統計では発症する性別は男性が83%と圧倒的多く、女性の発症は極めて少ない。年代別では20代が30%近くにまで上っているらしく高齢者はこの病気に罹りにくい。専門家は「年を取れば取るほどストレスなどの外部刺激に鈍くなるからだ。」と分析している。
この病気に限らず精神疾患は、性格や習慣の問題だと考えがちだが、とかくこの手の病気は治療に長期間を要する。また、薬の服用も継続しなければならない。犯罪や事件が起きないうちに「障害かな?」と思ったら、まずは精神科医の診察を受けた方がいい。
辛党愛好家で左党の御大、七味唐辛子のかけ過ぎとササの摂り過ぎるとこうした患者たちの一味になってしまいますぞ!御用心あれ!!
(今日のおまけ)
当方も病気のデパート。毎日糖尿病治療薬、降圧剤、鎮痛剤に胃炎、胃潰瘍治療剤まで服用している。挙句の果てに就寝前に経皮吸収型鎮痛消炎剤を左顔面に貼って床に就いている。
おかげで、三度三度食事を摂らなくてもお腹一杯。それより何年も服用し続けているものだから、むしろその副作用で体が痛んでないかが心配。その前に節酒や禁酒が必要か?
とは言っても、今宵ゴールデン・ウイーク中も「ベロベロ、バー!」だす。