Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

由来、来歴、元来

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   在日の方を差別するつもりはさらさらないが、誤解のなきように願いたい。

 

    日本人の場合、その昔一族で勢力を張っていた土地の名前を苗字にするか、新たに新領土を得た場合にはそれまでの苗字を捨てて、自分の苗字をその新領土の地名にした。だいたい苗字を持った人々は相当位の高い方で、武家や代官に多く農民は苗字さえ持てなかった。

 

   在日の方の場合、元の名字を日本風の苗字にするときには、本姓の意味合いに似た日本風のものに翻訳して使った例が多い。とくに韓国・朝鮮半島内にある「金」、「李」、「朴」、「崔」、「鄭」などの文字を合わせると、なんと朝鮮民族過半数をこの名字が占めるらしい。日本国内では金田、金井、金山や八本などを通名とするケースが多いようだ。

 

 この中で「朴」という名字。分解すると「朴」を「木下」に分けて使用している方も多い。でも純の日本人でも「木下」を名乗っている方も多いし、JR成田線の駅名にも街道名にも「木下(きおろし)」を使う例だってある。また、終戦時の日本の外務大臣の本名は朴茂德だったが後に名字に「東郷」を名乗った例もある。

 

    これはあくまで一般的に言われていることだが、在日の方々は、名字を縦書きにすると左右対称のなる姓を好んで使う。たとえば、「金」に「谷」とか、「田中」とか、「山中」、「林」、「川田」、それと先ほど挙げた「八本」や「八田」などがこれにあたる。ただ、こうした姓の方の中にも純の日本人がいますので、くれぐれも誤解のなきように。

 

    附言すると、もともと純粋な日本人はアイヌ人と明石原人ぐらいで、通説では朝鮮半島から対馬経由で西日本に入る「対馬ルート」から、シベリアからサハリン経由で北海道へ南下した「北海道ルート」から、それに台湾付近から琉球列島への「沖縄ルート」から国内に入り日本人を称しているだけなのだ。失礼ながらアイヌ人と明石原人でない限り天皇陛下のご先祖さえこのうちのどこかのルートに乗って渡来した筈だ。

 

   北ルートに乗って渡来したご日本人のご先祖は、毛深く体臭がなく耳垢は乾性耳垢(乾燥した耳垢、「こな耳」)の特徴を持つ。反対に南方から渡来したご先祖は、体毛が薄く体臭があって湿性耳垢(湿った耳垢、「べた耳」「猫耳」)を持っているのが特徴だ。

 

(今日のおまけ)

 それでは地元の地名甲斐の国(山梨県)はどこに由来してつけられた地名なのか。甲斐の名は古くは平安時代に遡る。山の峡(カヒ=間)、つまり甲斐(カヒ・カイ)は、山々の間に由来してつけられたという説がある。

 

  その裏付けとして笹子峠、御坂山塊より西の地域、つまり国中地方を東西南北に区割りして甲府(古くは府中と呼ばれ、戦前戦後の駅名は「かふふ」と表示されていた)を中心にした地域を峡中、釜無川以西を峡西、以北を峡北、以南を峡南、笛吹川より東の地域を峡東と呼んでいる。

 

  観光名称に昇仙峡やゴルフ場の名称にグリーンバレイ(峡=バレイ)が使われるのもそのせいだ。

 

 それでは、本日の講義はこれで終わります。