「貧乏暇なし」とは、貧乏していると、稼ぐのに忙しくてのんびりしている時間がないということ。当方は真逆で、のんびりし過ぎて、たまに時間を稼ごうとすると、おカネばかりが懐から出てしまい結局は元の木阿弥で貧乏状態はさらに酷くなる。
反面、娘の婿は先月から3週連続で通しで出社。年俸制なのでいくら出勤しても、働いても収入は変わらず。これって裁量労働制と同じだがや?こんなんで過労死でもされて、残った娘と孫の面倒をこれから爺婆と一緒にとか云われても到底面倒なんかみれましぇーんよ。「パパもお仕事は程々に」と早速メール。
パパからの返信には「体は大丈夫です。後はよろしく!」といわれても、屁のツッカエ!にもならんわ!!
でも、良いのか悪いのか?毎週末になると孫と一緒に娘が御来臨。孫のお世話も老夫婦にとっては嬉しい悲鳴。しかし、1歳半にもならないというのに、意思はしっかり伝えられるし、踊りのような真似事も・・ママや婆を呼んだり、要求もしっかりしている。その上、夕食と入浴は拙宅で済ませ、お帰りの際にはパパの食事もタッパウエアに入れて持ち帰る。お蔭で、我が家のエンゲル係数と給水光熱費は鰻のぼり。流石に収入が年金だけだから収入が支出に追いつかない、これってまさに「貧乏暇なし!」。
(今日のおまけ)
主治医から糖尿病は、服薬だけでコントロールするのには限界がある。基礎代謝や運動に心がけインスリンの出を良くするようにとのご指導。そんなこんなで、ここしばらく忘れていたジョギングを始めた。脈拍が挙がると顔面に痛みが走るので7分/Kmのペースで土日を中心に近くを流れる川沿いを隣駅まで走って、帰りは電車で戻って駅前公園でチョット一杯。
仲間と一緒に走ると5Kmなどあっという間だが、単独走となると5Kmとてとても長く感じる。これまで御身大切とばかりに運動を避けて静養を続けて来たが、どうもこのままでは体力、気力とも落ちていく。孫の面倒を看るのも結構な運動になるが、積極的運動には到底かなわない。しばらく続けてると結構、体も軽くなる。やはり、人は食べられなくなって、寝たきりで動けなくなったら寿命が短くなるのは当然かも知れない。でも、食べなくてもしっかりお酒だけは毎日戴いている。
グレート・トラバースの田中陽希が日本百名山一筆書き踏破を終えて(平成26年10月26日利尻岳で投了・奇しくもこの日は父の命日)、二百名山も踏破した。今度は三百名山に挑戦するという。プロアドベンチャーだからスポンサー(ノース・フェイス)もついてTV局(NHK)のバックアップもある。好きなことをしながらお金が稼げるから羨ましい限りだ。
女房曰く「そんなに走るのが好きだったら趣味と実益を兼ねて走りながら新聞配達でもしたら」だって。「フム、一理ある!」
先週、岐阜の高山では満開の桜に雪が積もった様子がニュースで流れた。内陸部の標高の高い処では天候が急変しやすく登山中に想像を絶する危険に遭遇することもある。ランニング再開が軌道に乗ったら、体調と相談しながら高尾山か筑波山にでも出かけようと思っている。再開だけに意外なところで再会があるかもしれない。