Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

この人(民)ありてこの国あり

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   内閣支持率が30%台に落ち込んだというのに、集中審議でも野党の切り込みが鈍く、逃げ切りの空気が漂い始めた。とはいえ、自民党も安閑とはしていられない。

 

  3月2日の朝日新聞森友学園」問題で財務省の決裁文書の改ざんがスクープされて以来、ここにきて首相周辺は慌ただしく安倍首相は夜もオチオチ眠れないだろう。そうしたなか小泉進次郎だけが吠えて、自民党内は、ひたすら「財務省の単独犯」という構図で党内一致。麻生財務大臣を除き他の閣僚はダンマリを決め込みハッキリとしたコメントも聞こえてこない。

 

 あの小泉元首相さえ、「安倍さんも麻生さんも(佐川宣寿氏の国税庁長官起用を)適材適所と言い切った。これにはあきれたね・・・」とダメ出ししている。

 

  にわかに今秋の自民党総裁選の風雲に急を告げ出した。青木、山崎、石原の現元の議員らが夜な夜な会合をし、総裁選に向けた下準備に取り掛かっている。究極の問題として彼らは「首相夫人(昭恵)の関与が明らかになれば、首相は責任を取らざるを得ない」と踏んでいるからに違いない。それにしても次期総裁候補と噂されている石破、岸田、野田らは、真っ向から首相批判をしない。こうなると自民党自体に自浄作用がないように見えて仕方がない。

 

    折しも、地方では、自民党会派の姫路市議が、森友問題での安倍政権の対応を批判して会派を離脱した。こうなってくると地方からの分派活動がやがて党本部まで波及する虞がある。アリの一穴ではないが、あまり甘く見ない方が良い。それを察してか危機感の強い二階幹事長はいち早く佐川前理財局長の証人喚問に応じる姿勢を示した。

 

 小選挙区制のせいなのか、小粒な自民党の現役国会議員たちの動きはおそろしいほど鈍く、危機感が乏しい。南スーダンの日報問題といい加計問題といい、今回の森友問題といい、問題の火種はいつも首相周辺からだ。首相を支える麻生副総理の首が飛べば、安倍総理の辞任も近い。いよいよ「政争」年の幕が切って落とされた。でも残念ながら次期自民党総裁のタマがいないのが現実。このままの状況が長引けば長引くほど諸外国からも国民からも見放される。

 

 それにしてもこの一大事に大がかりな市民運動やデモが起きないのも不思議だ。自民党以上に危機感の乏しいのはこの国の民なのかも知れない。

 

(今日のおまけ)

 長年使っているノートパソコンのDCジャックの接触不良でパソコンが上手く起動しない。OSもアプリも電源が入っていれば難なく作動するのに、電源の接触不良で電源の入り切が断続的に起きる。いわゆる電源部がグラグラ状態。

 

 新しいアダプターを取り寄せても結果はおなじ。人間でいえば頭はしっかりしているが下半身がグラグラ状態のようなもの。これはと思いネット検索をしてみたところ秋葉原に持込み修理を即日で完了してくれる店を見つけた。さてこの修理屋、パソコンのみならず当方の下半身のグラグラも治してくれるか?