Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ファースト・シューズ

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    緑のタヌキおばさんの「都民ファースト!」は未だに耳に残っているが、去年からこのフレーズが気になって仕方がない。米国大統領選でもトランプ候補から「アメリカンファースト」の演説が聞かれた。

 

    中学生時代に愛用していたかび臭い「最新コンサイス英和辞典:三省堂社製」定価1,100円とある辞書を久々に引いてみた。それによるとファースト(First)の意味には「最初の・・第一の」といった意味のほかに「最上の・・」「一流の」といった意味もあり、そのほか「最重要な・・」「首位の」「至極の」といった意味もあるらしい。

 

    突然ですが、ここから「一升餅(一生餅)」のお話を。一升分の米(約1.8kg)を使って作る餅で、実際は蒸して餅をつく為、約2kg程度の重さの餅になる。この餅で、一歳の誕生日を迎えた子や孫を祝う風習が今でも各地に残っている。

 

    さて、昨年末、遠路遥々、娘婿のご両親が東京にお見えになって、孫娘の一歳のお誕生日を祈念して「一升餅のお祝い」をしてもらった。一升餅の一升(いっしょう)と、孫娘のこれからの人生=一生(いっしょう)を掛けて、丸型の餅を孫に背負わせて、立歩かせ(「立ったら餅」ともいう)、ご両親共々全員でお祝いをした。

 

    でも、一説には、子や孫(娘)が一歳の誕生日直後から早く歩き出して、家を離れるので良くないとの説もあって、「一升餅」を背負わせた子供をわざと転ばせたり、餅を投げつけて歩かせないようにする地域もあると聞く。

 

    さて、娘夫婦の孫娘、最初はスタスタと歩き回っていた。最後には、くたびれて自分から手をついて転んでしまった。嫁がず後家も困るが、あまり早くに嫁がせるのにも不安が残る。転んだ孫娘の嫁ぐ日は、いつの日になるのやら?今から気を揉む爺と婆でありまスタ。

 

(今日のおまけ)

 今日は、この話題に関連して、これが本当の「おまけ」。それから約1か月半、娘婿の歩きも格段に早くターン(切返し)も素早い。そんな孫娘に、公園で遊べて歩けるようにと、娘夫婦が外出用にと白のアシックス社製の幼児靴を履かせて久しぶりに我が家に遊びに来てくれた。

 

    ヤンチャなこの孫娘、これから先、泥遊びや砂遊びにも興味を示すことだろう。さて、さて、この孫の成長をいつまで見守れるのか。

 

 因みに、産まれて初めて履いたこの乳児靴を「ファースト・シューズ」というらしい。