Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

何日君再来

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  今回のオリンピックは個人選手の活躍が目立つ。昔は「あんなのたまたまだとか、運がいいだけだとか批判めいたことばかりを口にしていた」が、この歳になって、やっと選手の凄さに対して素直に感動するようになった。

 

 ただ、歳をとると不便なこともある。今やスマホ、パソコンやインターネットが普及して、誰もがアプリやサイトを利用するようになった。さて、問題はここからだ。注文も予約もネット経由になったため、これらを使いこなせないお年寄りは買い物難民ならぬネット難民になる。

 

 先ごろ、甲府駅の「びゅープラザ」が3月末で閉店するとのポスターに対して、とある高齢者の女性が地元紙に意見を寄せていた。今後の旅行申し込みはネットや電話に限るそうで、ネット難民の自分では、この先、対面での相談や申し込みができず、社員の「お気をつけて、楽しいご旅行になりますように」との声掛けが聞けなくなるのが淋しく辛いとあった。

 

 合理化、効率化の名の下に、あらゆる分野で非接触型文化が浸透し、機械化、ネット化が加速されパソコンやスマホの画面を通じてしかコミュニケーションが出来なくなってしまった。その場の空気、雰囲気、感情も読めないばかりか言葉や語気が伝わらない無機質で味気のない世界でしか生きられなくなって、五感が退化してしまうのではないかと危惧する。

 

 こうしたご時世、便利さや迅速化だけを追求した結果や環境でしかない。これではフェイスツーフェイスもなければ肌や言葉のぬくもりさえ感じることが出来なくなってしまう。

 

 やはり血が流れ、汗をかき、心が通じる世界も友も再来しないのかと思うと、生きる意味さえ失ってしまうような気がしてならない。

 

(今日のおまけ)

 最近、富士通製のスマホ「アローズ」のCM「割れない刑事(デカ)」シリーズにハマっている。小栗旬演じる小栗刑事と山田孝之演じる 山田刑事の掛け合い「割れちゃったじゃないか」が面白くてたまらない。

 

 小栗刑事は、警視庁のエリート刑事で、曲がったことが大嫌いな人情派だが少々神経質なところがある設定。それに比べ山田刑事は、子供の頃から憧れていた一課の捜査員にようやく配属された刑事で、マイペースだが、野生の勘が鋭いとの人格設定。

 

 しばらく、面白いCMに出会わなかったが興味深い。だって、小生、その昔は某大学サークルの「広告研究会」の一員だったからね! アッ!!いけねえ!!「履歴が割れちゃったじゃないか!?」