平昌五輪、女子スロープタイプスノボ。突風・強風のため決勝進出25人中完走5人、20人近くが滑走中に転倒。標高700メートルの山の上。周りには風力発電の羽根がぐるぐる回っているのが見える。予選抜きで全員が一発勝負の競技もあれば、わざわざ冷え込んだ夜にジャンプをさせられているのが現実。
自然が相手のアウトドア・スポーツといえども、4年間、人によってはそれ以上に練習を積み重ね、オリンピックという大舞台に照準と体調を合わせてきている。スピードスケートの小平奈緒選手に至っては、ここまでの間に単身オランダチームに乗り込み、想像を絶するような過酷な練習をしてきた。選手たちにはベストのコンデションの中で自分の力を精一杯発揮してもらい、その結果にも納得できるような環境で競技をしてもらいたい。
日程変更せず強行するのも、夜間での競技開催も、多分スポンサーや欧米のTV局のプライム番組に配慮してのこと。結局、オリンピックは金で日程と時間帯を買っているようなもので、選手には一切配慮がなく、犠牲になっているのは選手自身や観客でしかない。
そのうえ、開会式では目を疑うような場面を見た。演技かと思いきや勝手に第三者が乱入し開会式をぶち壊した。それに同一人が二度まで乱入し、世界の要人らが式場にいる中、警備の手薄さを感じた。もし、これが武装したテロリストが乱射でもたらと・・、考えただけでもゾッとする。何か政治ショーに翻弄され、開催国自身が浮足立っているようにも見える。
(今日のおまけ)
それにしても、まあこれほど愛称が大きすぎると、何がなんだかさっぱり分らん。まあ「微笑み外交」があったのだから、「スマイル・ジャパン(アイス・ホッケー女子)」もあるのは仕方ないにしても、明らかに日本代表チームに愛称のつけ過ぎと思うのはこの徳兵衛だけか?
多分、長野オリンピックの「日の丸飛行隊」が起源になっているのだろう。それ以降では、「なでしこ・ジャパン」、「サムライ・ブルー 」、「サムライ・ジャパン」などなど、数が多すぎて訳が分からん!!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
では、「マドンナ・ジャパン?」「若武者・ジャパン?」「さくらJAPAN ?」「マーメイド・ジャパン?」「トビウオ・ジャパン?」に「クリスタル・ジャパン?」や 「クルー・ジャパン」までもある。なんか意味を勘違いしそうだけれども、愛称ばかりが先行して「おさむい・ニッポン」にだけにはなって欲しくない。
斯いう当方も、今や「サンデー・毎日」、毎日々が「サンデー・ショボン」だ。少し暖かくなって東京でもスギ花粉が飛散し始めたが、日本代表を見習い、体を動かすことにしよう。