Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

年賀状(年末シリーズ2)

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 年賀状の風習は、古くは奈良時代の木簡による年始の挨拶状だったようだ。そういえば木製の年賀状をもらったことがある。そりゃそうだがやぁ。現代のように通信手段が発達していない時代のこと、挨拶を兼ねて相手の安否知るのも大事だったのに違いない。

 

 現役時代の頃は、個人で夫婦合わせて250枚以上の年賀状を書いた時代もあった。しかも手書きで、今では考えられない膨大な作業を1週間もかけてやっていたことを思い出すと儲けにもならないことを何十年もやってきたことになる。

 

 今ではパソコンとプリンターさえあればデザインから仕上がりまで1日もあれば十分だ。もっと簡単にしようとすればスマホや携帯メールでデコメでも使って「アケオメ。コトヨロ」だけで、一斉同報でもすれば一気に何百先に送信できる。でもなー!もらった人はどう感じるのだろか「まだ、あなたのこと忘れていませんよ!」的な押し売りに近い賀状にも映る。

 

 両親の不幸があって、ここしばらく毎年、年賀状は出さなくて済んだが、今年はどうもそういう訳にはいかない。でも、現役時代から比べると今は夫婦でも100枚少々で済んでいる。削減するには、まず仕事関係、業者、付き合いの少ない人、遠い親戚の順で切っていく。

 

 それでも、相手から賀状が送られてくる以上返信せざるを得ない。厄介な話だが完全に相手が諦めるまで3~4年はかかる。

 

  本当に気持ちがあって賀状を出状する場合には、「げんきー?」「どうしてる?」「こちらは相変わらず」「好きでーす」だけでもいいから、たった一言でもいいから肉筆で言葉を添えるとそれをもらった相手にも失礼にならないし、年賀状の持つ意味が格段に違うという。

 

 さて、今年の一言何とするか?「トリアケオメ」(とり敢えず明けましておめでとう)と行くか「この先、何年年賀状が出せられるか」とか「お見舞いと香典はお早めに!」では洒落にもならないか?当方の年賀状をもらった方々年明けをお楽しみに・・・。

 

(今日のおまけ)

 当方の先輩で、毎年、私制年賀状大賞○○年なるユニークな企画をしている御仁がいる。それを自身のホームページで公表して豪華賞品がいただける仕組みだ。こうなると送る方もこの方への年賀状には自然と気を遣う。形式テンパイの年賀状は戴きませんという逆転の発想、サインなのかもしれない。

 

 当方の親戚に若夫婦で郵便局に勤めている人がいる。これもお付き合いと毎年200枚以上の年賀状を買っている。割り当てがあって、捌き切れないとチケットショップへ原価割れで買い取ってもらうそうだ。年賀状での挨拶の習慣、ボツ、ボツ曲がり角かも知れない。

 

 年賀状の今年の受付は、今月15日以降、明年1月8日まで、それ以外は10円上乗せされますぞ!!