Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

アンダー・コントロール

f:id:koushuya:20171207083853j:plain


 「依存」とはいうが「共依存」とは、聞き慣れない方も多いことでしょう。これって、精神科やセラピーなどでも良く使われる言葉だ。親子にも夫婦の関係でも「共依存」があるという。子供に対して絶体的な力を持つ親の前に、わが子には自分自身の存在感が生まれず、親に服従している方が気楽に生きていけると錯覚してしまう。こうした親子の関係が互いに切れず、別れることもできない。

 

 親の教育方針に沿って、親の言うとおりに進学先を決め。就職活動にも親が同伴し口を出したりもする。自分で考えなくなった子供は自ら行動することが出来ない。小さい頃から兄弟が多く、親の手が回らず放牧(任)状態で育った子は全部とは言わないが、耐性が強く、自我もあり自らの道を自らの手で拓く力を持つ「傾向」が見られる。

 

 どうやら、こうした共依存って「夫婦」や「職場」にもあるんだって!精神的に自立していない夫婦や上司と部下もいて、本人同士は、悪気はないのだが互いが自分に甘えて相手に依存してしまう。先ほどの親子もそうだが、裏返せば「親が子離れできない状況」を親が自ら作り上げてしまう。そうなるともう大変、一度たりとも子供や部下が自から別れてしまうと狂ったように子供や部下を探し求めたりする。

 

 子供そうだが、ペットも同じだ。小鳥、飼い犬や猫が家から逃げ出して、野良犬や野良猫にでもなったらと、不安、焦燥に駆られ、夜も眠れず近所の電柱に貼り紙はするわ、交番には聞きまわるは、そりゃ!もう大変。実は、それが互いにとって一番の潮時(別れ時)だったのかも知れないのに・・・。  今日の最後に共依存の親子、夫婦の最大の特徴を一つ。一見すると外見からでは判らないが、内に秘めたる劣等感が常に潜在し、他人と比較するのが癖だそうだ。あなたのいつもの口癖「・・あたしって!綺麗?」

 

(今日のおまけ)

 「鬼の居ぬ間に洗濯」、どうも当方が不在の時に娘夫婦がこっそり当方の自宅で寛いでいるらしい。その形跡は、家じゅうあらゆる処にある。何しろゴミの量が半端なく、ゴミ袋がオムツで重いのと、普段飲まない缶ビールの空き缶がゴロゴロ転がっているのが動かぬ証拠。

 

 こちらもいつまでも娘たちをお客さん扱いはしないから、「たまには当家の家事でも手伝え!」と小言の一つも云いたくなる。それを察してか、当方が不在の時間を巧くすり抜けていく。女房も最近、孫の話を口にしなくなった。どうやら裏で繋がっていて口裏を合わせているのに違いない。

 

 これって母娘の「共依存?」それとも、この徳米兵衛はすでに母娘の下に「アンダー・コントロール?」されてしまったのか。