池上志乃と中尾彬、この夫婦実は再婚で、中尾の前妻は元映画女優の茅島成美(中尾学の実母)だったことをご存じの方は少ないだろう。でもこの二人、断捨離を決行、一万枚を超える二人の想い出の写真はおろか不動産や財産も手放す始末。流石に生活にゆとりがあるゲイNOジンは違うわ!
でも、先に遺品や物置を整理した当方にとっては、そのことが少しだけ理解できる。今でも遺品を処分したことに後悔が残らない訳でもないが、この二人の行動を見ていると妙に納得できる点がある。実は、ほとんどの物は、ただなんとなく所有しているだけだということを思い知らされる。
その上、「捨てられない」のは、単に自身の思い込みにすぎず、「物を捨てられない」というのは、とんだ勘違いなのだ。当方もこれまで物を捨てる習慣がなかっただけで、捨てることをやってみればあまり難しい事ではないことが分った。大抵の人は、使わないものも捨てずに手元に残す、それは使用済みのものは捨てた方がいいという発想がないだけ。
それを解消するには、まず、簡単に捨てられる物から捨て始めて捨てる経験を重ねていくのが良いだろう。明らかなゴミ、期限切れの食品や薬、保証書、無料サンプルなどついでにもらった粗品、空き箱やレジ袋など本体を運搬するのに使って役目を終えた物、壊れていて使い物にならない物、ダブっているモノから捨てた方が健康上にも良い。
それに「捨てても後悔しない」と決めてしまうことを肝に銘じておいた方が気は楽だ。さて、さて、余計な話だが、彼氏や旦那が携帯電話の電源を切って音信不通を装うようになったら貴女も捨てられる時期も近いのは間違いなし!!
(今日のおまけ)
欲張りで沢山の物を捨ててきた持論としてもの申し上げておきたい。自分の所有物の8割は必要ないものだったことがやっと判った。この8割という数字は「パレートの法則」、「パレート最適」、「パレード分布」や「パレート効率」といった言い方にも使われる。 これはイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱した理論。
小生ごときが具体的にご解説申しあげるのも憚れるが、「あるできごとの結果の8割は全体の2割の要因のせいで起こる」という経験則で、ビジネスシーンでもよく使われている。
この理論を現実に当てはめてみると、自分にとって本当に必要で大切なものは手持ちの2割前後で、後は、ただなんとな~く、お付き合いや所有しているだけに過ぎないのかも知れない。本質、本モノを見抜く力は早々には養われないが努力は必要だ。
本日は これにて御免!!