Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

〆切間近

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 週刊誌をはじめ日刊紙や月刊誌などなど、編集や取材に追われる文屋さんの気持ちが多少なりとも解るような気がする。ブログを起こしてから1年以上、徒然なるままにアップしてきた。ネタ探しとは行かないまでも日常の出来事をツラツラ書いていれば困ることはないとタカを括っていた。

 

 でも、毎日アップするとなると掲載内容は貧相になるし、自分が読み返しても少しも面白くない。ことさら購読者数を増やしたいなどと夢にだに思わないが、目的と結果が主客転倒し、書くためのネタ探しをするものだから読者はついてこない。さらっと読んで「ふーん!!」だけで終わってしまう。

 

 新聞記者もそうだろうが、読者ウケするネタばかりを集めても購読者数は増えない。そのうえ、こんなにネットで情報が取れるとなるとなおさらだ。締切りが、毎日、毎週となると追っかけ記事ばかりになって、自然と記事に奥行きがなくなってしまう。取材・裏取り・編集・割り付け・発刊と、これを1人の記者がやろうとすれば法外な労力と情報収集力とネットワークがなければ、まず自身も社も持たない。

 

 御用誌(紙)ならともかく、やはり、スクープ、真相、事件は読者の目を惹くようなウラを読み解く(想像させる)記事は、かくも魅力的だ。でも、スベッタ記事でもそれを読者に読みとらせるのも記事そのものの真骨頂ではないだろうか。非難、批判記事ばかりでは読者も購読数も伸びないのは、自明の理。

 

 納得感や意外性のある記事ばかりが続く訳でもないが、それを承知の上で玄人ウケする記事を読者は大いに望んでいる。ペンネーム「北さん」、「一隅さん」に「三郎」、「太郎」に「金木犀」とくりゃもう誰だかお分かりのことでしょう。次の25日の発行が楽しみだ。

 

(今日のおまけ)

 ネコは知らないが、犬は1年で7歳、年を取る。これがドッグイヤーと言われる所以だ。つまり飼い犬が10年生きていれば、人間であれば小学生だが、犬にとっては70歳の高齢者となる。でも飼い主は、感覚的に若いと思ってしまうのが常だ。  

 

    先ごろ、知り合いの番犬(雑種:オス)が亡くなった。御年12歳(84歳)だ。亡くなってからもペットを傍に置きたいと家屋敷や自分の墓所に葬ろうとするひとが多いが、この知り合いは番犬を焼却した後に、遺骨をヒッソリと山中に埋めたという。それまで家族同然、わが子のように世話をしたこの知り合い。この淋しさに堪えかねてか、もう二度とペットは飼わないと心に誓ったと聞いた。

 

 番犬の名前は「コウちゃん」、「堂本光一」の「コウ(光)」を取って名付けたらしい。

 

 (※)気分転換に字体をゴシックにしてみました。