Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

辻説法

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 まあ何処もかしこも、まともに動いている所やしっかり機能している所は何処にも見当たらない。国然り、官界然り、企業然り、学校然り、そして挙句に角界然りだ。師弟や徒弟制度の中にはよくあることだが、暴言、暴力、欺瞞に虚言、もうお腹一杯。その一方で、周りを見れば批判しか言えない評論家やコメンテーターばかり、スレッド見れば、まともに頷けるようなコメントは何一つ見られない。批判、評論は簡単に誰でもできるので、言って言い放しの状態が延々と続く。

 

 それにしても、日本国技ともいえる相撲の世界で外国籍のモンゴル力士同士が酒席で暴行。皮肉な話でしかも加害者は「横綱日馬富士」とくれば開いた口が塞がらない。旧社会党の浅沼委員長が壇上で「話せばわかる!」と説得するも暴漢に刃物で刺され命を落とした状況を思い出す。

 

 説教途中でスマホに着信があったことから、横綱はさらに激高。頭蓋亭骨折に髄液が漏れるぐらいだから、双頭の力が加わり投打が複数回に及んだことは想像に難くない。横綱は弟子に説教と弁解したが、「説教」の本来の意味が解っていない。

 

  「説教」は教えを説くことにある。つまり「教え導くために 言い聞かせる」という意味がある。ただ、説教を一歩間違えると説教する側の価値観や自分の正しいと思うことを一方的に押し付けようとすると今回のような事件に発展してしまう。説教は評論家如く誰にでもできるが、そこにいくと似た言葉の「説法」は「説教」とは全く意を異にする。説法とは、物事の道理を自分で理解させ、その上の判断は自分で考えさせること。「云って聞かせてさせてみて、褒めてあげねば、人は動かじ!」なのだ。

 

(今日のおまけ)

  電車内の車掌アナウンス気にしたことあります?JRは車掌の口調癖はあまり気にならないが、私鉄はすごーく気になる。統一口調でアナウンスするのは西武鉄道、これが東武線や田園都市線ともなると癖が強すぎて却って耳障りとなる。

 

 「大変ナガラク、オマタセイタシマシーッタ」「間もなくハシャシマーッス」と云う風に語尾の最後を妙に伸ばし、撥音できる。