幼少時には、どの子供にもADHD(注意欠如多動性障害)があると聞くが、大人になっても物を失くしやすく、ミスを連発、気が散漫で過集中で切り替えが難しく、段取り良くできない等の注意欠如症状が残ってしまっている人。 つまり、この俺サマ「注意欠如(発達)障害」かい?
反対に思いつくとすぐに行動はするが、順番が待てずに人の発言にすぐに割り込んで一方的に喋りまくる人。つまりこの俺サマ「多動性(発達)障害」かい?
コダワリが強くて、 好き嫌いが極端なのは分るが、自分のルールが曲げられず、毎日決まったことをしないと不安がる。時にKY(空気が読めない)ものだから、周囲に馴染むことが出来ない。それに思い込みが強いものだから咄嗟に言葉が出てこない場面も多い。そのうえ表現力が乏しいものだから周囲とのやりとりがよくズレル。
つまり、この俺サマ「ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)」かい?
この2つの症状に共通する特徴的症状を総合してみるとこうなる。①一つのことをしているともう一つの作業中のことを忘れてしまいミスを連発。②周囲のことを考えず、悪気はないものの自分に集中するあまり集団行動が苦手。③切替えが苦手なものだからコダワリがめっぽう強い。④些細なことが気にかかり、相手との言い争いや喧嘩を起こし易い。こうしたタイプの人はこれら病気を疑って間違いないらしい。この俺サマ思い当たる節が多分にある。
自らの障害を告白し、または公表、公開している有名人だけでも「栗原類」「ミッツ・マングローブ」「高畑裕太」「玉置浩二」「長嶋茂雄」それに「黒柳徹子」「さかなクン」や「セカオワの深瀬」、「勝間和代」もこの病気に罹っているらしい。それ以外にもシェーグレン症候群の「菊池桃子」が名を連らねる。そしてトリは、やはり、かの「山下清」。
この顔ぶれをよく見ると異彩を放った(放っている)有名人ばかりだ。一概に病気だからといって自他ともに将来を悲観する必要はない。出会った人、仕事や環境がマッチングすれば想像以上の能力を発揮する。
はて?無芸大食で何の能力ピースも当てはまらないこの俺サマは、ただの病気の百貨店(萬屋)じゃん。でも、昔に比べ若者を中心に着実にこうした同類が増殖しているらしい。ほら、貴方の隣もいたっー!!
(今日のおまけ)
老眼鏡を頭に載せているのをすっかり忘れて、新聞記事が読みづらく女房に「老眼鏡どこ行った?」と怒鳴り散らすこの俺サマ。先日は、買い物に出かけた女房に自分の携帯電話で「携帯電話を失くしたようだ。どこかで見なかったか?」と怒鳴り散らすこの俺サマ。
確実に病気は進行している。自分で自分のことばかりが心配になる。この病気の特徴的な症状がまた一つ出た。