Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ホホ~法華経!

f:id:koushuya:20171001004104j:plain

   さて、病気や高齢になって気になるのが生命保険、医療保険の類。その昔は、自身が亡くなった後の財産として、葬儀費用として生命保険が圧倒的な優位性があったが、今は保険の概念も様変わり。生きているうちに保険の恩恵を享受しようと「がん保険」、「入院・医療保険」が大人気だ。「児孫のために美田を買わず」つまり、何事もそれが身内に対してであっても「情けは人の為ならず」の心得だ。

 

    生命保険、自動車損害保険とも乱立気味だが、ネットで気軽に見積もりや加入ができるため窓口に出向かなくても用が足りる便利さも手伝って、加入者は増大し勧誘年齢も引きあがっている。また、保険会社も考えたもので「引き受け基準緩和型保険」や「無条件選択型保険を」相次いで販売。加入条件のバー(基準)も引き下がっている。

  

    以下は、街中にある「保険の窓口」で聞いたお話。毎月の掛金(保険金)は、加入者の年齢は勿論のこと、病歴や通院歴と「負の相関」があって、加入条件を厳格化させ加入対象者を若年層や結婚直後の若夫婦をターゲットに絞っているそうだ。過去1年に検査や通院しただけでも加入できないなど契約者本人の告知義務が非常に厳しいらしい。「○○○○共済年金」がその典型で、その分毎月の掛金が2~3千円と格段に低く設定されているとのこと。

  

    この年になって入院保険や生命保険に加入しようとしたら、健常なお年寄りでもお一人1万円/月は下らない。夫婦で入れば2万円/月、年間24万円の掛け金がのし掛かる。それに一生払い続けなければならない介護保険料。年金収入が増えなければ蓄えた貯金を投資に回すしかない。でもそれもリスキーことよね。結局、家計支出を圧縮するしかない。専門家に言わせるとこうした保険料の支出は生活費の5%未満に圧縮するのが適当だそうだ。

  

   身の丈にあった生活に相応しい保険や医療。貧乏人は高額な医療も受けられないうえ高額保険にも加入できない。「貧乏人は死ね!!」「貧乏人は麦を喰え!」とうことだな。先日、とある会社の社長をやっている同期生が前立腺癌に罹り、重粒子による高度先進医療を受けた。勿論、保険会社から保険金が支払われた。この治療費(実費)は200万円、支払われた保険金は何と300万円。差引100万円の儲け、「災い転じて福となす」。アイツは体を売って金を手に入れた。遅かりし徳兵衛、この手の保険には入っていない。

 

(今日のおまけ)

 「僕には~♪『夢がある』『希望がある』~『そして持病があるぅ』♪♪」「そのまた上に言えない、消せない過去がある↷♪」(ヘタレ親父)