Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

爺々放談

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   安倍政権の支持率が5割を超えた。北への対応が評価されたらしい。その一方で民進党の代表に前原が決まった途端に山尾の不倫が原因となって幹事長人事で躓いた。その後先ず5人の議員が民進党から離党し、次から次へと脱藩者続出している。こんなことを自作自演でやっているものだから政党としての支持、支援は受けられずこのまま行くと解党の危機を迎える。自民党の支持率が上がったのは対立軸の失策、オウンゴールに他ならない。

 

   その一方の対立軸、「日本ファースト新党」若狭新党には民進党を離党・除籍された細野、長島らが結党を目指す。でも、現時点では何のために新党を結成するのか、そして政治目標は何なのかが読めない。これでは対立軸になりえない。もしかして第二民進党になる虞もある。決定的な迫力不足。

 

   これでは二大政党制なぞ遠く及ばない。有権者である国民の選択の余地は全くない。実質的なオーナーである小池都知事も具体的なビジョンは持っていない。話題先行、スキャンダル続きの各党、いっそ、細野を党首に現職の今井、山尾、中川、谷、船田、橋本に三原議員などを構成員とした「不純威勢交遊党」でも立ち上げた方が、よっぽどましかも知れない。

 

(今日のおまけ)

   アントニオ猪木議員は、菅官房長官が「全ての国民に北朝鮮への渡航の自粛を要請している。この政府の方針を踏まえ、適切に対応すべきだ」と訪朝を見送るように求めたにもかかわらず、北の要人と会談した。まさしく「闘魂外交」だ。

 

   北は猪木に拘わらず米の元バスケットボール選手のロッドマンと言いスポーツ選手を外交窓口にすることを多用している。北との公式な交渉ルートがない以上、猪木の訪朝は唯一日本にとっての外交ルートだ。そして彼が国会議員だというところに意味がある。

 

   もしかして官房長官のメッセージは実は表向きの国内外への「やらせ」で、安倍首相の密書を携えて訪朝したのかも知れない。そうすると先般の田原総一郎が安倍首相の訪朝を進言したのも合点がゆくし、タイミングもドンピシャだ。

 

 そう勝手に裏を読みたがる爺の徳さん、裏の裏は表だということが未だ良くわかっていない。