Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

物忘物

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 下から読んでも、ではなく「物忘れ」「忘れ物」と読む。妙な響きの徳さん流造語だ。最近の起きた象徴的な出来事を漢字にしたらこうなった。徳兵衛的な人生史観からいうと最初の1Q(1歳〜25歳)は、右も左も分らず、2Q(26歳〜50歳)は、がむしゃらに荒波に立ち向かい心身ともに油が乗る。いまや3Q(51歳〜75歳)、晩節半ば。そして4Q(76歳〜100歳)早々には鬼籍の人となる。

 

 意思(も)頭もはっきりしていると自信を持って言えるのは、向こう10年もない。サルや猫は人知れず群れから離れて死に場所を選ぶらしいが、在宅医療ともなれば誰も面倒は見てくれまい。死にたくても死ねないそんな日が必ずやって来る。痴呆(ボケ)が始まらいうちに悔やむことがないよう、今のうちから終活はしっかりしておきたい。

 

 さて、タイトルに話を戻しましょう。最寄りのドラッグストアで処方薬を買求めた。医療費控除申告ため領収書が必要だったので、当方と同じくらいの3Qの女性店員にお願いした。袋に入れ精算し店を出た。血相をかいて店員が追いかけてくる。「お客さん、お客さん、領収書!領収書!」、当方「ありがとうございます。」、店員「渡せて、ああ、良かった」。ところがよく見ると担当者印が押してない。家にある昔使った「小林」の印で対応出来ると、そのことは特段口にはしなかった。それにしても、とぼけた店員だと思いながら、帰宅した。

 

 ところが、帰宅してバックの中をいくら探しても精算時に使ったスイカカードが見当たらない。慌てて本人確認用にと免許証を持って店に戻り、今度は若い1Qの店員に忘れ物がないかと聞いてみた。店員「それなら保管してあります。」と即答。「ああ、良かった

 

 今度は3Qのこの徳米がその言葉を発した。「ところで本人確認用の免許証持って来たんだけど・・・」、店員「それは不要です」、当方「え、なぜ?」店員「店内の監視カメラでお客さんが特定できていますので・・・」。「へ〜え」、物忘れが酷くなって忘れ物が多くなった1コマでした。「忘れ物、酷くなるなり痴呆症」

 

(今日のおまけ)

 我が家の家族でガラケーを使っているのは当方のみ。あとは女房も子供たち家族も全員スマホだ。そしてドコモ愛用は徳兵衛のみ。料金プランは勿論「ひとりでも割引」。ガラケーでさ今でも使い切れないのにスマホなんて余計に扱いずらい。アプリや端末の進化もあって今や銀行のATMさえ操作がよく解らない時がある。

 

 このATM、最近、店頭からも消えつつあり店外のATMの台数も減ってきている。駅の券売機、セブン銀行のCD端末も同じだ。コンビニ端末が増えたことも要因の一つかもしれないがアプリや決済手段の多様化によって、本来、会社や銀行が担うべきサービスコスト負担が顧客側に転嫁されてるように見えて仕方がない。いつの世も知恵と学びの無い時代遅れの人々が割を食うようになっている。