koushuyaの徒然日記

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

割れ窓理論

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 一枚のガラス窓が割られ、それを放置しておくと監視が利いていないことに確信を持ち、次から次へと窓ガラスが割られてしまう。一つの犯罪が次から次へと犯罪を産むことになる犯罪心理学の例え。

 渋谷界隈でひところ、無人の人家やシャッターに落書きが横行。自治会、町会やボランテイアの夜警が奏功して、ひと時より落ち着いた感がある。彼らは人が住んでいる、人の臭いがするところには落書きをしない。橋、ガード下やブロック塀などが良く落書きするが、落書きしても、落書きしても、その都度、消されてしまうと監視が利いていると理解し、そこには落書きしなくなる。

 ただ、彼らは、単に落書きを競っているのではなく、デザイン性、芸術性や奇抜性を競っている。その上、ベテランともなると容易に手が届くところには落書きしない。困難性や危険性を伴う場所への落書きこそが彼らのプライドとなっている。移転し、ほどなく取り壊される予定だった大手町の逓信会館の最上階の壁と窓に落書きされていたのは、その困難性と危険性が仲間内でも評価されたらしい。

 東京駅は日本の玄関窓口、あらゆる鉄道路線が乗り入れている総合ターミナル。いくら取り壊されるビルとはいえ、さすがに首都東京の中核部に落書きされ、放置されては諸外国からの目もあり、1か月も経たないうちに見事に消された。

 犯罪もそうだが、曲がった人格、性格、根性や癖はその都度、その都度、間引きしないとそうした人間は、増長して歯止めが利かなくなり、放漫、傲慢となる。根気のいる作業だが手遅れにならないうちに早めに芽は摘んでおいた方が良い。

(今日のおまけ)
 2016―2017年の世界大学ランキング50位のうち、トップはマサチューセッツ工科大、続いてスタンフォード大、ハーバード、ケンブリッジ飛鳥と続く。なんと東大は34位、京大は37位と全く振るわない。東大に至っては基礎科学分野では強いが応用科学の分野では精彩がなく、2000年以降でのノーベル受賞者はたった3名にしか過ぎない。

 合格までの「東大までの人」は多い。熾烈な受験戦争の勝ち組だけに体験的な学習力に乏しく応用力がないため、特に東大出身者には変わり種や曲者が多い。

 ある時、当社に赤門出身の「雨空銀行員」が派遣されてきた。そ奴は、当社役員を経て今や地方組織の長に就いている。派遣当初「雨空」の人事部長から、「くれぐれも、彼には礼儀と節度をしっかりと教えてくれ!」と言い渡された。「雨空」が早めに芽を摘んでおかなかったため、時すでにオソシ、とうとう慇懃無礼ぶりが度を越し島流しとなった。

 

   そういう人間の悪癖は伝染しやすく、プロパー社員にもそれらしき輩がいて、今も要職に就いていると仄聞した。バカダ大学出身でほどほどの偏差値の人間の方が、知見や節操もあり礼儀正しいようだ。