Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

刹那に生きる

f:id:koushuya:20170209010604j:plain

 「刹那」とは、もともと仏教用語であて、1/74秒をいう。刹那的に生きるな!とは、一瞬の快楽に救いを求めてはいけないといった戒めの言葉である。

 

 さて、何処の局のTV番組かは忘れたが、人間を襲う不安と恐怖は、ストレスホルモンの分泌を盛んにさせ、それが心拍数をあげ血液を凝固させやすくするそうだ。また同時に、自律神経も興奮して血圧を上げるそうだ。

 

 こうした状態になるのは、石器時代から人が猛獣などの天敵から身を守る反応だ。現代ではそうした目に会うこともないが、ストレスが癌細胞を増殖させ血管を破り脳を傷つけるという。それを専門家が判りやすく解説していた。

 

 徳兵衛もそうだが、過去を悔やみ未来に不安を覚える。もともと生活は不安定だが、このストレスが重病を引き起こし精神状態も不安定にする。未来でもなく過去でもなく、ノー天気に気楽に今この時、「刹那を生きる」ことがどうやら、心身ともに健康的なようだ。

 

 (今日のおまけ)

 きょうのテーマはラットの動物実験でも実証されている。毎日、猫のゲージに入れられ、餌もそこそこしか与えられないラットは、極度の緊張と食事が摂れないストレから体重は減り、やがて潰瘍やがんを発症する。そりゃ、毎日、ドラ猫に睨まれたら病気にもなるだろう、そんなドラ猫、お宅のお隣さんにいませんか?

 

 最近、、某駅の駅員から聞いた話だが、東京都心の地下鉄の可燃ごみ専用ゴミ箱の投入口は終電が終わると、そのゴミ箱の口を金属板で塞ぐルールだそうだ。夜中に線路沿いにドブネズミが餌を探して徘徊、人が捨てたゴミ箱の中の食べ残しなどの生ごみを餌に摂りに来るためらしい。ペストなどの疫病の蔓延も怖いが、都心では人が勝手に餌やりをするものだから野良猫の数は増えているが、ネズミを捕る猫は確実に減っている。

 

 この際、マタタビでも焚いて、ネズミが好物な猫のご機嫌でもとりにいこうかと、クマネズミ徳兵衛はそっとそんなことを思っている。