読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

koushuyaの徒然日記

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

氏より育ち

教訓

f:id:koushuya:20170106025636j:plain

 甲府13年、東京25年、千葉4年、通算通勤42年。地方勤務は路線バスやバイク、東京や千葉は通勤列車。甲府は往復16㎞、東京往復76㎞、千葉では単身往復40㎞。昔は土曜も勤務だったので計算してみたら通算464千㎞の移動距離。

 

 これには休日出勤や出張、それに駆けつけ仕事の移動距離は含まれていない。地球から月までの距離384千㎞。すでに月から折り返し地球に向かっている距離。日本列島の南北の直線距離は2千km。往復100回以上の距離。自動車一台の走行距離100㎞で、新車5台を乗りつぶした距離。これが42年間通勤した移動距離。しかも1社だけに勤めた距離だ。

 

 退職祝いのときに、子供たちから一身専属で良く勤め上げたと賛美の言葉をもらったが、それもいまは昔、働き方も環境も変わった。古臭い徒弟制度のような労働環境に若者は就いてこないし理解もしない。

 

 でも、会社や商品のネーミングだけでは、人は育たず商品も売れない。目に見えぬ上司の指導や仲間の支えがあってこそ、仕事の覚え、勘所を会得してきた。晩年は顔見知りの社員も少なくなり、若手には挨拶もして貰えなかった。やはり「しつけ」、「マナー」や「エチケット」は人としての最低限の心得だ。それがなければ最後に必ず「お育ち」がでる。

 

(今日のおまけ)

 役員や上司に会う時は、サンダル履きはご法度。Yシャツ姿は下着姿と同じだ。ワイシャツの袖をまくり上げたら相手に喧嘩を売るのと同じ挑発行為だ。徳兵衛は現役時代に社内でかなり厳しい躾と作法の指導を受けた。

 

 そうした育ちを知らないK山君。ある日、地方から本部に転勤になった際、担当役員から役員室で辞令が交付されることとなった。役員室に向かったかれはサンダル履きでしかもYシャツ姿。周囲は呆れて声も出なかった。それ以来、K山君の姿は本部では見かけなくなり、定年前のある日、誰も知らないままにそっと会社を去った。