色彩心理学からいうと、赤パンや赤ふんどしは勝負色で情熱、活力が沸き、アドレナリンも亢進するそうだ。有馬記念も3枠の赤から流したが、結局、キタサンが2着で敢え無く撃沈。そういえば、先週終わった大河ドラマ「真田丸」も赤備、兜も赤、前立ては六文銭に牡鹿の角。赤(エンジ)のユニフォームにエンブレムは鹿の角、これって「鹿島アントラーズ」じゃん。どうりで、ここぞの一番に強いわけだ。
さすがに最終回は、再放送までみてしまった。監督の三谷幸喜は、新選組以来、作りは面白いが、それ以上に巧いと思ったのは脚本だ。なんと、最後に気づいたのが、かの、林真理子と同じく日芸出身の「中園ミホ」ではないか。それもそのはずだ「花子とアン」や「DoctorX大門未知子」の本も手掛けている。でも彼女は10代で母と父を亡くしている。セリフ回しの巧さは、そんなこもあってなのかとぼんやり思った。
最終回のセリフのなかで、幸村が淀君に向かって「くれぐれも、お忘れなきよう。望みがあればこそ、道はあるのです。」と、野戦で徳川本陣でに対峙し家康に向かって「百も承知、己の値打ちは後の世が決めること」。染みたセリフで「感動した!」。数百年後その徳川幕府討幕の引金となったのが、上田庄の「佐久間象山先生」だったとは、歴史は時に奇妙な展開を見せる。豊臣秀頼は石田光成の子であったともいわれている。もう一度、自分の歴史を振り返るのも、おもろいでっせ。
(今日のおまけ)
ノロウィルスが猛威を振るっている。一時、一世を風靡していたO157は、「あの人は今」にでてくるよな懐かしい芸能人みたいになってしまった。ノロウィルス、人間の吐瀉物等が下水管を通って、川から海へと流れ込み「牡蠣の身」に蓄積されているそうで東北でも被害が広がっているらしい。恐るべしドッキリカメラの「野呂圭介」。
そんなことがあってか、感染予防として幼稚園や町内会での年末の恒例の餅つきが、相次いで中止になっている。折しもその一方で、今日、千葉の成田山での餅つきが盛大に執り行われその様子をマスコミが大々的に報道している。やはり、どこか変だし、何かが違う。