所詮、メダカはめだか、鯉になろうなどと野望を持ってはいけない。本日受診、午後②時のお約束が、虹色にはならず一時間遅れ。さて、主治医が替わるというので、専門外来受付カウンター横の当番医の名前を見る。
上から順に、教授、診療科長(教授)、准教授がいて講師・・、助教と続く。徳兵衛、勘違いをしていて、これまで助教といったら「助教授」だと思っていたら、大間違い。助教とは研修医卒の単なる助手だった。診察室は一番から七番まで、七番の診察室は教授。後は、講師と専門医と助教クラス。ふと、今年の有馬記念の枠連はどこかと願を掛けたら、一番若手の診察室で、呼ばれた名前はDoctor・オウだった。息子より若そうな医者だ。
電子カルテを見ながら、フム!フム!と頷くが、これまでの経過を申告を自らするも、「なるほどのどねー」。一通りやり取りをしながら、最悪の事態を想定して術式と入院期間を聞く。聞けば、術後1週間程度で退院。顔面を剥がしても約1か月程度で済むという。何かしら、大したことはないように思え、精神衛生上には良かった。その一方で別病院の神経内科医は、神経線維は年単位で0・1ミリしか伸長せず、1ミリセンチの神経が繋がるには10年かかるとも聞かされた。内科と外科のイデオロギーの違いがここにある。
そういえば、胃癌で胃を全適した知人がいっていた「手術すると、神経が切れて空腹感を覚えない」とも。さて、まな板のうえのメダカの決心はいまだについていない。
(今日のおまけ)
最後に、救われましたねえ。手術するもしないも、症例づくりか、実績なのかわかりませんが、少なくともカンファレンスやレビューをしっかりやっていただいてチームとして結論を出してくれるそうだ。例え、それが、かすり傷であれ重篤の癌患者であれ、また、実態がどうれあれ、組織的に対応していただいていることが唯一。大病院の良さは、ここかもしれない。つぎの検査は2月の上旬となった。