Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

望郷酒場

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 その昔、仕事を終えると勤務先近くの焼鳥屋に一目散。木の長椅子で硬い廃鶏に近い焼鳥をつまみながら、煙で咽びながら、誰かれとなく、天下・国家論に始まり、最後は決まって上司の悪口や嫁さんの不出来を嘆いていた、あの「望郷酒場」。時の流れがゆっくりで、喧嘩もあったが大事には至らず、世を心得、麻雀、パチンコ、競馬、ママちゃんと・・・、仕事に追われる中、一歩間違えれば警察沙汰になる事件も引き起さず、。今に思えば、この徳兵衛、結構、サラリーマン時代、家庭も顧みず奔放(充実)な「青」の時を過ごしたものだ。

 

 また、常連客やママさんと恋仲になった人もいれば、行く先々で種の保存に力を注いでいた仲間もいた。この徳兵衛もビジネスライクに取引先を艶落しで大型商談をまとめたこともあった。

 

 すべてが懐かしく、でも、どこかしら恥じらいや畏敬があったが、片や設備も環境も整っていた。「純喫茶・同伴喫茶」、「連れ込み宿」、「ダンス教室」、「○○風呂」など、こうした施設には何度かお邪魔させていただいた。また、学校内や路地裏で喧嘩するのも、力加減やルールを皆が分かっていて、今どきのように簡単には相手を殺めることなぞ、全くなかった。そうした秩序を維持したのは、ガキ大将であり、学校番長や隣組の組長たちが、その場を一つのコミュティとして地域や仲間を大切にしたからに他ならない。

 

  小学校時代、ナイフで鉛筆を削り指から血を流して、その痛みを知ったことも、騎馬戦で騎馬仲間と相手の帽子を取り合う競争心も知らない子供たちは、つくづく可哀想だと実感している。それは、育むことや互恵の心を失った親、教師、社会そしてこのワシではないだろうか。今日もまた相変わらずセピアブルーの徳兵衛でございました。

 

(今日のおまけ)

 徳兵衛が幼少の頃、希少で重要な蛋白源として食した主なもの。①カエル、②スズメ、ザザムシ、④イナゴ、⑤ヘビ、⑥ザリガニ、⑦ハチノコ、⑧メンドリノランソウ、⑨ハヤ・ドジョウ、⑩ツボなどなど、今でものこれらはいつでも食べられる。殺生好きだった徳兵衛、そのときの罰が今あったたか?何か今日のブログル、学校時代の反省文みたいッス!!