Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

終学旅行

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   本日午後、KNZに赴く。KNZって? そう「金沢」に全国から集まった数人のポン友との3泊4日の「終学旅行」だ。勿論、楽しみにしていた北陸新幹線「かがやき」を利用しての旅だ。元同僚の地元出身の新ちゃんとも今夕近江町市場で再会することに・・・。

 

   なんと、彼とは約十年ぶりの再会だ。彼は自衛隊あがりの苦労人で、その人柄の良さに中途採用が決まり何十年もの単身赴任。慣れない仕事に対して懸命な働きぶりで周囲からの人望も厚かった。定年になると未練なく早々に社を退職。その後、彼はコンビニ店員として勤めていると風の便りで聞いたが、今や立派な製薬会社のプロパーとして活躍しているそうだ。同じ釜の飯を喰った仲間として、今夜は、尽きぬ昔話に花が咲くだろうと今から胸が躍っている。

 

   さて、もう一つの悪ガキどもの「終学旅行」は、前回7、8年前の静岡県で開催された「終末旅行」以来の再会だ。この悪ガキどもが何とはなしに集まり始めたのが「長野冬季オリンピック」の頃だったと記憶しているが、もうこの歳になるとその記憶も怪しい。多くは期待しないが、何年か一度に夫婦連れで旧交を温め、安否を確認するのもいいもんだ。とわいえ、多分、「のどクロ」を酒の肴に朝から晩までのドンちゃん騒ぎで、まともに語り合える時間はさほどないだろう。でも、会うこと、参加することにこの旅行の意味がある。

 

   それにしても、わが身が窮地に立たされているというのに、サクサクと9月中に(確定)診断が下りたと思ったのも束の間、今月、来月とイベントが目白押しだ。この「終学旅行」に続き、生まれ故郷での半世紀ぶりの初の中学同窓会に、来月は孫の⑦⑤③のお祝いに、当方の入院、手術と休む暇がない。気がつけば、退院、リハビリ、年末、お正月とこんなにスケジュールが立て込むのは最近にはなかったことだ。憂鬱な気分で落ち込んでいる暇もない。

 

  そんなことで、「終学旅行」の模様は、また日を改めまして・・・乞うご期待あれ!!

 

(今日のおまけ)
 毎年、初詣には家内と一緒に近くの弁天様にお参りに伺い、破魔矢とおみくじを引くのが恒例となっている。この御御籤は毎年買った破魔矢に結んで我が家の神棚に一年間祀ってある。昨年引いた当方の御御籤は生まれて初めての「大凶」だった。でも、昨年は不思議にも大過ない平穏で幸せな一年だった。

 

 でも、その御御籤に書かれていた内容は、年に一度、数年に一度、産まれて、卒業して、退社して初めての・・・ハツモノづくしを占った今年の現実そのものだった。これほど当たるモノかと夫婦で目を疑った。やはり、因果応報、昨年撒いた種(原因)が今年に結実(結果)したのかもしれない。

 

 勿論、夫婦が引いた御御籤は違う。今年の初詣で家内が引いたおみくじは「大吉」、当方が引いたおみくじは「半吉」。少しだけ気は休まるが、人生は「上り坂」に「下り坂」。そして「マサカ!?」が常につきまとう。

総力挙げてこのザマか?

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   大阪府警富田林署から逃げ9月29日山口県周南市で、窃盗容疑で現行犯逮捕された樋田淳也が、逃走中の8月30日に高知県内の道の駅で県警の警察官2人から職務質問を受けていたとの報道があった。

 

    偽名にまんまと騙され、警察官らは自転車の防犯登録番号も照会せず本人とは全く気付かなかったのだからお粗末と云えばお粗末。これが、もしテロ事件の犯人だとしたら、悠々と日本全国を逃げ回り、挙句に海外に高飛び、犯人にとってはお茶の子サイサイ。こんな雑魚一匹捕まえられないのだからプロにとってニッポンは犯罪天国だろうな。

 

   警察署の接見室から逃走、「ただ今、自転車にて日本縦断中!」とかいって立派な若者を装い周囲の協力を得ながら、素顔で写真や 動画を公表しピースサインで撮影にも応じる犯人。
   逃走期間中は、民家に宿泊するのもなんのその。盗みを繰り返しながらカネがなくても48日もの間、よく逃げ延びられるものだと、犯人の知恵や逃亡スキルに驚かされてしまう。

 

   警察の杜撰な管理、捜査力の低下。時に秋葉原や歌舞伎町で若者がしつこく職務質問や身体検査を受けている光景を目にするが、お遍路さんや片田舎の「道の駅」で職質をしている警官の姿などほとんど見たことがない。

  

 つまり、捜査側も犯人の「日本縦断中」のフレーズに目をくらまされ、そのうえ犯人に対する見込みや思い込みがあったのに違いない。もう、大阪にはいないと思った府警、まさか高知には来ないだろうと思い込んだ県警、そして、最後は山口の道の駅で、万引き容疑で民間警備員のおばちゃんに捕まってやっと御用。これじゃ、全国の警察に対する信用が低下するのも無理からぬ話。

 

   警察がこんなだから、安全保障の要である自衛隊とて同じなのかもしれない。指紋照合などはデータベース化されて即時照合が可能となるもIT進化の時代、スマホのアプリにこんな機能があってもよさそうだが、警察の顔認証は実用化の域にはまだ達していないようだ。

 

   今回の事件で唯一の救いは、失態を演じた高知県警の2人の警察官が犯人逮捕後に職質の事実を上司に報告し、これが公表されたことだ。とは云え、「無能」のレッテル貼られた警察官は、今後昇進が望めないばかりか本署勤務から駐在勤務に回されるだろう。

 

   政治も、国防も、警察も、教育現場も、会社組織も、家庭も、ありとあらゆる場所で「現場(対応)力」の低下が著しい。そのことに対して改善しようとしないばかりか、誰も責任をとろうとしない。 
   また、それを是とする国民も、父兄も、社員も、家族も同罪なのかも知れない。

 

(今日のおまけ)
    中学校2年の時、理科の実験で殿様カエルにエーテルを嗅がせて、何匹も生きたままのカエルを解剖した。田舎で祖母が鶏をさばくのを何度も目にした。焼き鳥も、モツの煮込みもイナゴも、ザザ虫も、スズメも、蜂の子もこれまでたらふく喰ってきた。その怨念が祟ったのか?今度は当方が捌かれる身となった。ここまでくれば、「まな板の上のメダカ」。ジタバタしてもしょうがない。

命は金で買えるのか?

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 いよいよ再検査と術前検査が午後から始まる。この続きは本日午前中までにアップしますよお。S社長さん毎日ご覧いただいているようで、昨夜はメールありがとうございまスた。

 

   さて、今朝方、お約束いたしましたブログを続けまひょう。


 一昨日、今年のノーベル医学生理学賞に京都大高等研究院特別教授の本庶佑ら2人が選ばれた。免疫チェックポイント分子「PD-1」を発見したことが評価されたとのことで、この基礎研究が、がん治療薬「オプジーボ」(小野薬品製)の開発につながったことが受賞の大きな理由だ。

 

    このことは、すでに国内のテレビ、新聞等のメデイアで報道されたとおり。それにしても、アジアにおけるわが国のノーベル賞受賞者はこれで27人目。アメリカ338人、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンに続き世界6位の受賞者数で、圧倒的に中台韓を凌駕している。

 

   その一方で、韓国人のキム・ヨンソプ氏(?)がノーベル生理学医学賞を受賞(?)としてネットで話題にもなっていた、その中で「韓国ノーベル財団」(?)なる団体の名前も挙がった。この団体は本モノのノーベル賞とは全く無関係で、活動の中には反日活動や北朝鮮慰安婦少女像を建設する運動までが含まれているようだ。韓国ではノーベル賞を受賞出来ないことが相当なコンプレックスらしく、ここまで来ると、もう開いた口が塞がらない。


   でも、日本国内の受賞者もよく見てみると、なぜか西高東低で受賞者の多くは大陸に近い西日本勢で占められている。唯一、東日本で燦然と輝く栄に浴したのは2015年に受賞したわが郷土の誇り、山梨県出身の大村智先生(韮崎市出身)ぐらいだろう。

 

 本日のテーマに話を戻すが、がん治療には外科的処置、抗がん剤治療、放射線治療に今回の自己免疫療法がある。自己免疫力増強に着目したのは20世紀半ばからの基礎研究(丸山ワクチン等)だったが、未だこの薬剤は商業ベースに乗らず、保険適用されて一般患者でも入手出来るレベルに普及し始めたのもつい最近だ。しかも、薬価は1年間で95百万円と訊くから驚きだ。

 

 本庶教授は記者会見で「ノーベル賞を受賞したことより、患者(96歳の治験者)に感謝されたことが何より嬉しい」としたが、年間95百万円もの大金を払える患者はどんな富豪なのか?それに言い方は悪いが96歳もの高齢者が治療によって存命するのと、若い世代が難病やがんに倒れていく姿を見ていると、皮肉な現実に対してもろ手を挙げては喜べない。

 

 尤も当方には、この「オプジーボ」を使えるだけの経済的、時間的余裕もなく標準的治療を選択したが、カネさえあれば多少は生き延びられると思うと残念だ。人の命が金で買えるのならそれはそれで結構だが、そうした人とて寿命は必ずや来る。そして、他の治療法を選択したとて、社会復帰や日常生活に戻れる保障もなく、場合によっては術中死さえ覚悟しておかなければならない。どんな金持ちであれ、「お命」はカネで買えたとしても「ご寿命」はカネでは買えない。いよいよ今日から当方の術前検査が始まる

 

(今日のおまけ)
 フジテレビの朝番組「めざましテレビ」の三宅キャスターの態度と喋りがどうも苦手だ。スポーツキャスター時代に何度も失態を繰り返したが、今でもこの起用には納得がいかない。

 
    朝番組で唯一楽しみにしている「紙うさぎロぺ」(毎朝6時52分ごろ)の直前にやるスイーツの試食、キャスター揃って「ワーワー、キャーキャー」のオコチャマたちのジャレごと。

 

   朝食前の茶の間や朝食抜きで出勤や登校する家族、それに朝食配膳に一口も口にできない病室の患者には、この光景がどう映っているのだろうか?あまりに配慮に欠ける番組づくりだ。

名は体を表す

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   河川の氾濫は、これまでも何度も見てきた。また、氾濫を前に当時、平屋の実家から対岸の2階建ての親戚の家に避難することもあった。特に河川の下流域では大雨が降るといつも氾濫して、台風シーズンや梅雨の長雨の時期の床下浸水などは当たり前の出来事だった。

 

 長年、その土地に住んでいると、その土地の謂れや由来、歴史、過去の住人の素性も判るものだ。一部では他所から流れて来た者(開拓団や流れ者)らが一つのコミュニテイを形成し、ほぼ同じような仕事をしていた。そうした村や町は「新田」、「新町」、「上町」、「上村」などの字が冠された。また、地形的に水が出やすい場所には、サンズイにまつわる漢字が多く使われ、それをよく知る先住民はそういったところには棲まなかった。

 

 つまり、土地の歴史や由来はその名に表れるものだ。例えば水辺そのものを示す「川」「岸」や水に関連する「橋」「堤」などもそうだ。こういった文字が入った地名はその昔は池や川、海だったことが多い。また、「窪」「池」「沢」などがつく場所も同じで、苗字に「荻」「蒲」「菅」などつく人は、海や川の近くにご先祖さまが棲んでいた可能性が高い。

 

   海沿いでない内陸部の都内でも「池袋」、「沼袋」、「下北沢」などといった地名もある。これらの地域は、地名から水と深い関係のあった土地だと想像がつき、窪地、低湿地、沢など地盤が弱かった地域であっただろうと容易に想像できる。時に、さいたま市の「見(美)沼区」が決められたとき、住民らが、資産価値が下がるとの理由で命名に猛反対したこともあった。

 

   また、新興住宅地で〇〇の丘、〇〇台とか命名された分譲地も同じで安心はできない。つまり、こうした宅地は谷や沢沿いを埋め立てて造成した可能性があって、大雨になると一気土砂崩れとなる危険性がある。お住いの場所がご心配なら、古い登記簿謄本に記載されている地番を見れば一目で判る。最近はキラキラネームみたいな住所が多いが、よくよく調べてみるとその土地の歴史やルーツが良く判る。

 

(今日のおまけ)
 何やら半島(釜山・済州島)では、国際観艦式に招待すると言いながら、海上自衛隊の艦旗に旭日旗(戦犯旗)を掲揚するのはまかりならぬと、招待国側が発議までして掲揚禁止の法律までを通そうとしている。 


   どうにもこうにもこうなると「イイガカリ」としか見えない。国際法上も日本国内法上にも認められている艦旗掲揚を、国民感情を逆なですると言い出し、韓国の国内事情に配慮すべしと日本政府に掲揚禁止を強く要請してきている。

 

   こうなると、外交交渉というよりイチャモン、インネンの域を脱しない。そもそも「戦犯旗」なる定義は存在しないのである。


   台風24号に続き、今週末に再び襲来する台風25号の進路が気にかかる。

 

風はどっちに吹いている

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   昨夜のタイフーン24号さまの通過は、首都圏の機能を完全にマヒさせた。大砲やミサイルが飛んできたわけでもなく、交通は、特にJR東日本は計画運行とかいって、18時や20時で全運行をストップ。丁寧な予告があった訳でもなく、予期せぬ終電に戸惑った庶民も多かった。

 

 その一方で、首都圏の私鉄は翌朝早々の運行開始を図るも、始発から線路内に倒れてきた民家のブロック塀に車両が乗り上げ脱線寸前。お蔭で、運行再開に2時間以上も要した始末。結局、あぶはち取らず。お蔭で、内定式を見送る会社もアリーの!欠席者もオいーのと、折角勝ち取った内定者も内定式の集合写真には間に合わず。中学時代の卒業アルバムのように写真上部に丸囲みで後日掲載。本人にとっては厭な船出だったろう。

 

 それにしても、日本の首都がとる危機管理状況は、お寒い限りだ。停電、河川の氾濫、突風対策、使えぬ防災用品や備蓄品、交通情報ニュースに至っては、「鉄道各社(交通各社)のホームページをご覧ください」だと。

 

 高崎から品川直通列車も、無理やり運行して、「情況によよっては行き先が変更となる場合もございます・・・」とアナウンスしながら、続いて「東京駅で番線が詰まっていますから、この列車は上野駅でしばらく運転を見合せます。お急ぎの方は、山手線と京浜東北線が比較的スムーズに運行していますので、こちらをご利用ください。」

 

 バカかこのJRが!この場合は高崎からの列車は、現場の判断で「上野駅で抑止だろーが!!」、動労国労時代の国鉄も酷かったが、無菌状態のマニュアル人間では危機管理どころか、咄嗟の判断ができない。

(上からの)指示、指令がないからと言って様子を見ながらでは、被害や危険が拡大することを十分に認識すべきだ。

 

(今日のおまけ)
 北半球に限って言えば、低気圧や台風接近によって、風向きが微妙に変わる、気圧が低いと風向きは時計回りの高気圧のヘリを回って、風は時計の逆回りに吹く。つまり、低気圧が接近すると南風から東、北、西からの風に変わっていく、北風に変われば台風は通過したことになる。無風となって青空が開かれればそれは台風の目の中にあって、通過後強烈な吹き返しがやって来る。また、偏西風に乗って台風の通過速度が増せば強烈な南風に煽られる。←ここまで、小学校で教えてもらわなくても、普通の大人なら誰でも知っていることだ。

 

 バラエテイ番組、料理番組や歌謡番組ばかりを視ているお馬鹿さんたちにはこんな常識すら通用しない。中学時代、ラジオ放送を聞きながら等圧線を描きながら天気図を書いた頃が懐かしい。「ミナミ大東島、1015ミリバール、南南西の風、風力3、天気、晴れ・・・」てな、具合に。

 

 今日からもう10月。社会はクールビズも終わり年末に向けて秋季モードだ。今そこに吹いている風向きを見誤ると、その風はやがてアゲインストの風となってあなたに襲いかかりますぞ。

 

 今そこに吹いている風も気温も暖かいのは、フェーン現象のせい。くれぐれも立ち位置と周囲の状況を見誤ることのないようにお祈り申しあげます。