Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ゴミ屋敷

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   過去に、割れ窓の理論について掲載(2017年5月27日アップ)した覚えがあるが今日は似たお話で「ゴミ屋敷」問題。

 

 TVなどで戸建てのゴミ屋敷が放映され、必ずと言っていいほど敷地外や道路まで山積みとなった映像が流される。その後は中年男性の家主へのインタビュー、しばらくして市役所の行政代執行のオチ!めでたし、めでたし!!

 

 ところが、そういかないのが現実。最近は孤独死もさることながらマンションやアパートなど集合住宅などででもゴミ屋敷が蔓延している。一説には世帯の1~2割が該当するという。週末の休みに掃除や片付けを予定していても、一週間を過ぎると最初1、2個のゴミがゴミ出しの手間を惜しんで部屋中にゴミ袋が1つ、2つと増えていく。  こうした人は単身で勤め人が多いと聞くが、家族が居てもうず高く積まれたゴミの山で産まれた子供もいるという。子供の成育環境がそうだとその子が大人になってもそれが当たり前になるという。何たる不憫!

 

  実は困ったことに、戸建ては外観でゴミの山が分るが、集合住宅の場合は密室の為、「隣は何をする人ぞ!」の感覚で、一向に隣室で起きているゴミ屋敷を意識しないという。発覚するのは、ゴキブリやコバエが増えたなと思ったらすでに手遅れ。その後、強烈な腐臭が漂って来るそうだ。映画「おくり人」でもそんなシーンがあった。

 

 もっと驚いたのは、性別では男性より圧倒的に女性が多いという。職業はOLかと思いきや女性看護師が多くを占めるという。病院という生死と隣り合わせの臨場にいる仕事柄、眼前のゴミなどがあっても気にしないという。やがてトイレは詰まり、風呂桶には生理用品がうず高くつまれているらしい。そのうえ、完食が習慣化している男性と違って、コンビニ弁当や飲料を食べ残したり飲み残したりするものだから、片付けをする専門業者も手を焼くそうだ。

 

  整理、整頓、掃除にゴミ出しは毎日の「お勤め」としてやらなければいつかお宅もゴミ屋敷になるかも知れない。結びに一言、連れ合いに先立たれた旦那様、調理、料理もせず毎食コンビニ弁当を前に『生きるために喰っているのか?喰うために生きているか?』と呟き始めたら、これゴミ屋敷化する前兆ですぞ。

 

(今日のおまけ)

 ゴミ屋敷もさることながら、自殺、病死、殺人、心中や放火などがあったいわくつきの不動産物件(事故物件)は、転売されてしまうと追跡できなくなる。好立地にも拘わらず賃貸料や売買価格が安い物件は要注意だ。今から転居をお考えの方々、是非一度「大島てる」の事故物件公示サイトをご覧あれ。

 

   ヤモリ(家守)や敷地内に祠や鳥居(屋敷守)があるお宅は、それらが家族を守ってくれています。くれぐれも家守を殺したり、車庫入れで屋敷守を壊さぬように。

俺サマ病の萬屋

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   幼少時には、どの子供にもADHD(注意欠如多動性障害)があると聞くが、大人になっても物を失くしやすく、ミスを連発、気が散漫で過集中で切り替えが難しく、段取り良くできない等の注意欠如症状が残ってしまっている人。 つまり、この俺サマ「注意欠如(発達)障害」かい?   

 

    反対に思いつくとすぐに行動はするが、順番が待てずに人の発言にすぐに割り込んで一方的に喋りまくる人。つまりこの俺サマ「多動性(発達)障害」かい?  

 

    コダワリが強くて、 好き嫌いが極端なのは分るが、自分のルールが曲げられず、毎日決まったことをしないと不安がる。時にKY(空気が読めない)ものだから、周囲に馴染むことが出来ない。それに思い込みが強いものだから咄嗟に言葉が出てこない場面も多い。そのうえ表現力が乏しいものだから周囲とのやりとりがよくズレル。

   つまり、この俺サマ「ASD自閉症スペクトラムアスペルガー症候群)」かい?

 

  この2つの症状に共通する特徴的症状を総合してみるとこうなる。①一つのことをしているともう一つの作業中のことを忘れてしまいミスを連発。②周囲のことを考えず、悪気はないものの自分に集中するあまり集団行動が苦手。③切替えが苦手なものだからコダワリがめっぽう強い。④些細なことが気にかかり、相手との言い争いや喧嘩を起こし易い。こうしたタイプの人はこれら病気を疑って間違いないらしい。この俺サマ思い当たる節が多分にある。

 

   自らの障害を告白し、または公表、公開している有名人だけでも「栗原類」「ミッツ・マングローブ」「高畑裕太」「玉置浩二」「長嶋茂雄」それに「黒柳徹子」「さかなクン」や「セカオワの深瀬」、「勝間和代」もこの病気に罹っているらしい。それ以外にもシェーグレン症候群の「菊池桃子」が名を連らねる。そしてトリは、やはり、かの「山下清」。

 

  この顔ぶれをよく見ると異彩を放った(放っている)有名人ばかりだ。一概に病気だからといって自他ともに将来を悲観する必要はない。出会った人、仕事や環境がマッチングすれば想像以上の能力を発揮する。

 

   はて?無芸大食で何の能力ピースも当てはまらないこの俺サマは、ただの病気の百貨店(萬屋)じゃん。でも、昔に比べ若者を中心に着実にこうした同類が増殖しているらしい。ほら、貴方の隣もいたっー!!  

 

(今日のおまけ)

    老眼鏡を頭に載せているのをすっかり忘れて、新聞記事が読みづらく女房に「老眼鏡どこ行った?」と怒鳴り散らすこの俺サマ。先日は、買い物に出かけた女房に自分の携帯電話で「携帯電話を失くしたようだ。どこかで見なかったか?」と怒鳴り散らすこの俺サマ。

 

    確実に病気は進行している。自分で自分のことばかりが心配になる。この病気の特徴的な症状がまた一つ出た。

マダニはヤーダニ

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 ネタが尽きた訳ではないが、以下は徳島新聞社の報道記事を引用。

 

「世界初、飼い犬から人へマダニ感染症 徳島の男性   2017/10/10 21:31配信」

 

 「徳島県は10日、マダニが媒介するウイルス感染症重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、県内の40代男性が飼い犬を介して感染、発症していたと発表した。県によると、犬からの感染確認は世界初。男性と犬は既に回復している。

 

  男性は飼っている中型犬(4歳、雌、雑種)の体調が優れないため、6月3日に県内の動物病院を受診。軟便や血便、発熱などの症状があり、山口大の検査を経て同下旬、SFTSと診断された。

 

  男性も同中旬に38度台の発熱や嘔吐、下痢の症状が出たが1週間ほどで回復。動物病院と山口大が因果関係を疑い、9月に入って国立感染症研究所が男性の血液を調べた結果、感染していたことが9月下旬に判明した。

 

  男性にマダニにかまれた痕はない。犬にかまれてもいないが、看病する際に手で餌をやるなどしており、ウイルスに汚染された唾液や便を介して感染した可能性がある。   犬は室内で飼育しており、散歩で外出した際にマダニにかまれたとみられる。県によると、犬の発症が確認されたのは国内初。

 

  SFTSは国内で2013年に初めて患者が確認されてから全国で303人の患者が報告され、うち59人が死亡。県内でも23人が感染し7人が亡くなっている。哺乳動物からの感染確認は珍しく、昨年、野良猫にかまれた西日本の50代女性が死亡したのが初めての感染事例で、今回が2例目。

 

  県は「発症していない犬や猫からの感染は心配ない」とした上で、同じ布団で寝るなどペットとの過剰な接触に注意を呼び掛けている。相談窓口は県動物愛護管理センター〈電088(636)6122〉。」

 

 お家で犬、猫や鳥なぞをお飼いになっているご家庭、単身であってもお付き合いされている方がペットを愛玩されているケースも要注意。よほどのことがない限り傍には近づかない方が良さそうだ。おい!そこの若けーの気をつけろや!!

 

(今日のおまけ)

    老化が進むと、妙に気が短く用も近い。トイレ掃除をする家人の身にもなってよ!立っての用足し厳禁。するなら座位で、散って良いのは桜だけ。

 

阿鼻叫喚

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 素材産業の一大鉄鋼企業の神戸製鋼がデータ改ざんをして、鉄やアルミ製品などで強度不足が発覚。露見しなけりゃ、ずーと改ざんを続け利益を上げながら配当もしていたのだろう。日産自動車の無資格者による品質検定といい東芝といい大手企業の不祥事が続く。「モノづくり日本」を標榜してきた企業の矜持はどこに行った?

 

    これに煽りを喰ったのが、納品先。三菱重工に始まり石川島播磨、日立に富士重工と名門企業が名を連ねる。ガス・水道管に始まり橋梁、鉄道車両など社会的インフラも国防も今や張りぼて。いつ大事故や大惨事が起きても可笑しくない。「みちびき」に代表される技術大国など聞いて呆れるばかり。ミサイルが飛んでくると国民に不安を煽っておいて、片やこの始末、本気でこの国を守ろうとしている政治家も企業も誰一人いない。

 

    その裏で、幹事銀行である三菱UFJ銀行が神戸製鋼株式を事件報道前に大量に売り抜けた。これは正に「インサイダー取引」。どこもかしこの企業も株主は代表訴訟を起こして、役員や幹部の息の根を止めろ。さもなくば、正義も大義もない無法国ニッポンに成り下がってしまう。

 

    ではなぜ、ここにきてこうも不祥事が相次ぐのか?起きた事より発覚の端緒が知りたい。それによっては一縷の望みはある。役員や幹部内からは情報は漏れないから、きっと関係者の中に国や企業を憂う「月光仮面」がいるはずだ。こうした人こそ国民が望む真の英雄かも知れない。

 

   露見しなければ事件にはならない。どこそこやの国から大量輸入された汚染食材やホルモン剤や化学薬品で色味や味見を加工された具材。何も知らされずそれを日頃から口にしている一般庶民。武力行使なぞされなくてもこの国は勝手に内部崩壊の道を懸命に歩んでいる。

 

  (今日のおまけ)

 10/22(日)は、衆議院選挙です。みなさん国の行く末を決める選挙ですこぞって投票にまいりませう。

 

 さて、にわか政治評論家の徳さんの選挙予想。三極に党派が割れたが野党が二極化しては自民党の圧勝の色彩が強い。したがって安倍政権は続投か?政策も主張も滅茶苦茶だが意外に票を伸ばしそうなのが立憲民主党共産党。伸び悩みは「希望の党」(負けを悟ったかみどりのおばさんは、投開票時間にパリに滞在するという)といったところか?

 

 だが、選挙後の方が波乱含みだ。連立、提携、首班指名改憲、安保法制に絡んで党派の解党や再編は必ず起き、投票による民意が覆される可能性は大だ。

 

 国政もこれだから企業の不祥事が続いても指弾しようもない

暴走

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   先週、今月末1万人お参加規模で開催されるハーフ・マラソン大会に向けて所属しているクラブの試走会に参加してきた。参加といっても持病の悪化から走る仲間たちのサポートに回った。参加者はクラブ以外の一般参加者も含め35名。たかだか35名だが主催する方も細心の注意を払う。

 

 参加者の事故、ケガやアクシデントを想定して、緊急連絡体制、飲料水や救急薬の準備等。それにゴールタイムごとの班編成、反省会の設営と入念な準備を重ねる。一度事故が起きたら責任は取れない。個人で試走するのは一向に構わないが、こうした任意組織でのイベントであろうと、それほど責任は重い。

 

  病気になるまで、当方200回以上のマラソン大会に参加した。フルマラソンは勿論のこと登山競走や100キロマラソンにも参加し大会ボランティアにも協力した経験を持つ。この間、練習中に仲間1人と大会中三人の死亡事故に遭遇した。大会中で亡くなった一人目は「安曇野アップルマラソン(現在は廃止)」、二人目と三人目は当地の大会だった。

 

  大会参加者は記録狙いもそうだが、天気・気温・湿度・風などによって大きく変わる自分の体調を意識しないまま普段の2~3割増しで走ってしまう。だからこうした事故が何度と起きる。しかも圧倒的に多いのは後半戦、ゴール間近で事故が多発する。

 

 5月開催の同アップルマラソン大会では、気温も高く当方の目の前を走るジャージ姿の男性ランナーの足元がふらつき、しばらくして蛇行、そして道端に倒れた。異常な発汗、息遣い、剥いた眼球それに失禁していた。当方必死に逆走、大声を出しながら看護師や医者を探した。結局、救急車が来るまで現場で待機。後に大会本部からの連絡で「亡くなった」との由。

 

 年の頃なら20代半ば。壮烈な想い出でそのショックは今でも消えない。そのうえ、お恥ずかしい話だが、ランニング練習と「諏訪湖マラソン」に走ることに日の浅い知り合い二人を誘った。

 

   励ましながらのランニング。二人は懸命に頑張ったが二人とも脱水症状で倒れ、救急車で病院に運ばれしばし入院。御身内方々には平身低頭、他人を誘ってのスポーツの怖さを知った。以来、集団走や駅伝大会には参加しないことにしている。でも、知り合いのランナー応援は今でも沿道からしている。

 

(今日のおまけ)

 前出の試走会、やはりグルーピングしても先行する人や集団から大きく遅れる人もいる。今回は自転車で伴走しながら給水・救護でサポートしたが、案の定、離脱者も出たが事なきを得た。己の力を過信して先行すると、いつか先行したつもりが線香を上げられる身になりますぞ。ねえ!「そこの暴走老人さん!!」  

 

 ランニングから遠ざかって丸二年。自転車での伴走でも翌日妙に体が痛かった。もう再起は無理か?