Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ながら族

f:id:koushuya:20170519012154j:plain

    夕暮れ族、たそがれ族、ホタル族に暴走族。なんと「族」がつく言葉が多いこと。列車の乗客を見ていると隔世の感がある。その昔は日経新聞を細長くたたんでそれをさらにたたんで、隣の乗客に邪魔にならないように、職人技ともいえるテクニックで出社までには一通り新聞を読み切って情報を頭の中に入れ仕事に活かした。肘をたたんで文庫本を読む人、ソニーの携帯ラジオにイヤホンをさしてニュースに聞き入るサラリーマン。

 いまや、乗客の多くは、スマホや携帯に首をうなだれる姿勢で、ゲームやラインに明け暮れている。そのうえヘッドホンからは「シャカシャカ・・・」と音楽が漏れる。足を組んで座る乗客、リュック背負ったまま乗降する者。カラスの勝手でしょと言われればそれまでだが、マナーやルールを無視する人間が多くなった。そんな人間ほど「自己責任」、「説明責任」や「保護者責任」等々を口にする。

 先ほども族に話を戻すが、ヘッドホンやイヤホンで音楽を聞きながら本や新聞を熱心に読んでいる人を良く見かけるが、耳に音楽、目に読書で本当にその内容が読み取れているのだろうか。字面を目で流してるようにしか見えないのだが、もしそれができているのなら器用な「あっぱれ!!な方」だと思う。

 テレビを見ながら・・する。こちらと付き合いながら・・・そちらでも・・・する。
そんな器用な「ながら族」にはなれない。「一点集中」しかできない不器用な徳兵衛だとじっと掌をみるも、加齢とともに集中力はよく途切れるようになった。

(今日のおまけ)
 中学生の頃、母親から「授業中はせっせと、ノートを取りなさい」とよく言われたものだが年を取ったら「メモを取るな!」と真逆のことを言われた。なぜかと尋ねたことがある。その答えは「メモを取り出したらメモに依存して記憶脳が劣化して、頭で覚えようとしなくなる」とのことだった。確かに一理あるが、今や徳兵衛、メモらなければ明日はもとより今日の予定さえ分からなくなる。完全なるメモ魔と化した。「メモがなければ後々モメる。」

おしゃれ王子

f:id:koushuya:20170518051849j:plain

 TBSの「朝ちゃん」ぐーたまが「おはようございません」というフレーズの意味が全く分からない。それに先ごろ発表された「眞子さま」と「海の王子」こと小室「K」とのご婚約はおめでたい話だが。何故このタイミングでと思うのは小生ばかりではアルマーニ

 

 時は、国会開会中。「共謀罪」、「憲法改正」や「森友学園問題」から目をそらそうと圧力がマスコミにあったのでは?と、勘ぐるのは徳兵衛だけでもアルマーニ。いの一番にスクープ報道したのはどこのマスコミなのか興味が沸く。

 

 さて、最近でさえ「王子」はよく言われるようになったが、発祥はかの「ハンカチ王子」からだろう。斎藤佑樹が甲子園のマウンドでユニホームのズボンからハンカチを出して顔の汗を拭く。熾烈な高校野球の戦いの中にあって、あのしぐさのミスマッチが一層「王子」の名を盛り上げたのだろう。その後「○○王子」が流行った。

 

 ただ、王子は王子であっても「○○王子」には共通点がありそだ。よく見ると「王子」と名の付く男は、若くて、節度があってイケメンが条件である。したがって、「ぐうたら王子」は意を解さない違反造語である。したがって「呑んだくれ王子」とも「だらだら王子」とは使われない。

 

 さて、体操男子の白井は「ひねり王子」と,頻繁に使われない。それは何故かと首を「ひねる」「キング」徳兵衛である。ひねり効き杉良太郎

 

(今日のおまけ)

 女性がハンドバッグの取っ手にスカーフを巻き付けているのをよく見かける。なんのためなのか首をひねる。しかもブランド品だ。上着やコートのタグをわざわざ見せつける女性も多いが、「お洒落」といえばそれまでだが、実用性のない自己顕示欲の象徴かもしれない。

 

 でも、止血のためや包帯替わりのイザとうい時の「三角巾」といえば男性諸氏は納得する。それに、暴漢に襲われたときにそのスカーフに「道端」の石を包んで防護用具とならばさらに納得がいく。だから男の多くは洒落心がなく、似合わぬファッションセンスだけが浮き彫りになる。それにしても「道端」の「乾癬」も気にかかる。

公開の真意

f:id:koushuya:20170517131017j:plain

 お墓で走り回ってはいけない。葬式の写真は撮ってはいけない。御供物は食べてはいけない。どれも、これも道理があってもっともなことばかりだ。お墓では手を合わせ心静かに手を合わせる。そのため、走り回ったり大声を出して笑ったり話をしてはいけない。子供のころ母親によく叱られたものだ。

 

 義母の闘病記を書いたことはあるが、自分の両親の闘病記は書き留めていない。ただ、父も母も晩年しょっちゅう日記を書いていて、亡くなった後にゴミにも出せずこの処分に困っている。電子データなガサばらないがアナログの日記帳は始末に困る。

 

 中をじっくり読んだことはないが、時々、パラパラめくる程度だ。切実な内容もあるだろうし、ぼやきもあるだろう。だいたい日記の内容は後悔や反省といったネガティブな内容が多い。勿論、人に見せるために書いているのではないので、至極当然のことではある。

 

 同病の人に、役立つ闘病記ならまだしも、単なる病状公開記録だけでは、切なく哀れしか残らない。心の中身、心情や私生活はあまり公開したところで読み手は「あ!そう!」で終わってしまう。なんのためのブログやツイッター公開なのか?何を訴えたいのか?「あはは!!」と笑える内容であれば、それはそれでいいのだが。読み手を辛い気持ちに陥れるだけの内容はいただけない。

 

 小林麻央のブログは読んだことも、読もうとも思わないが、セレブな彼女が特別な医療チームに支えられながら、何を社会に訴え、何を伝えようとしているのか、未だその真意を計りかねている。衰弱していく肉体と精神を他人の目に晒して何になろう。サルも猫もそうだが亡くなる時はひっそりと目に触れないところで亡くなる。

 

(今日のおまけ)

 このパソコンも、電気メーカーもそうだが、お客様・カスタマーサポートセンターや相談窓口は今や国内にはない。殆どがデスクは海外だ。特に多いのは中国の大連だ。ここは「リトル・トウキョウ・イン・チャイナ」と呼ばれ、日本人の働き手が多く日本語も通じイオンやコンビニも寿司屋もあって、さながら日本国内と同じ環境で過ごしやすいと聞く。

 

 非正規社員が国内に溢れ、物価も高いので今や若者たちは中国や東南アジアに流出。人口減少、高齢化の加速、そしてこのような若者たちが真逆の海外志向。だれが国民の財産と生命を守ってくれるのか。もはや、竹やりだけでは国内外で戦うこともできない。

クラッチ

f:id:koushuya:20170514101801j:plain

 高齢者の自動車運転事故が後を絶たない。その昔、80歳過ぎの亡くなった親父と喧嘩しながら「運転免許証」を取り上げた。「俺から趣味を奪うのか!」と口論になったが、最後は親父が折れた。可哀そうな気もしたが事故を起こしてからでは遅いと言い含めて免許を返上した。

 

 当方もそうだが、親父の世代も自動車免許はコラムシフトでの運転試験だった。クラッチ、アクセル、ブレーキとペダルが3つ並んでいて、クラッチを切ればいくらアクセルをふかしても車は前に進まなかった。ところが、今や車はほとんどがオートマチック。ペダルはブレーキとアクセルしかない。1,2,3と覚えていたペダルが2つしかない。お年寄りは若い時にワルツのリズムで運転を体で覚えていたものだから、慌てると、ペダルがどちらか解らず、ツービートで思い切ってアクセル踏んでしまい大事故となる。いつでもリズムは大切だ。

 

 ロー、セコンド、サード、ファースとクラッチを滑らせながらの運転。徳兵衛も教習所で坂上の踏切想定の練習コースで難儀したことを思い出す。自分の人生は今、ギアは何処に入っているのか。ローなのか、セコンドなのか。それともニュートラルなのか。バックなのかもしれない。でも、年を取ってずっとクラッチを切っているものだから、いくらアクセルを踏んでも車は一向に動かない。困ったものだ。

 

(今日のおまけ)

 サークルも、自治会も、地域も、組織も、会社も、地方も、国も矮小化して誰もかも声を出さないまま主張をしない。法務大臣がまともに国会答弁できないものを国民に理解しろとは無謀な話だが、こんな話はどこそこにある。共謀罪を花見に例えて「片手に弁当とビールを持てば花見。」、「片手に地図と双眼鏡を持っていれば共謀罪。」、これが答弁だ。おちおち望遠鏡とマップを持ってバードウォッチングにも行けない時代となった

アニサキス

f:id:koushuya:20170513131528j:plain

 今年はアニサキスが猛威を振るっているらしい。サバやイカなど鮮魚類の内臓に寄生している。これを人間が生で、すなわち刺身等でいただくと。胃壁に食い込みその際のアレルギー反応で七転八倒の強烈な痛みに襲われるらしい。治療としては内視鏡で一匹ずつ摘み出すらしい。でも人によっては痛みを感じないまま快復することもあるらしい。

 

 そういえば、若いころも今も時折、強烈な胃痛に襲われることがあった。すでに先客にピロリ君が生息しているものだからそのせいかとも思う。幼少の頃は野菜は人糞を肥料としていたものだから、子供のお腹の中にはサナダムシや回虫が寄生していて、一度や二度はくらいは、虫下し(剤)を呑まされる。これを呑むと不思議なことに全てが黄色味かかって見える。

 

 アニサキスがこうもテレビや新聞で報道されると寿司や刺身は当分遠慮したくなる。築地や豊洲問題関連で鮮魚や海産物業者を叩こうと、もしかすると食肉業界が仕掛けた罠かもしれない。

 

 風説の流布ではないにしても、ことさら一部だけの事実を採り上げると、頭の中に刷り込まれて、いつの間にか体が拒絶反応を示す。一種のサブリミナル効果なのかもしれない。それほど人間はマインドコントロールしやすいのかもしれない。片手にハマチ、片手に出刃包丁を持って、貴方を兄貴が刺しに来るかもしれない。「アニキサス!」、「アニサキス!」

 

(今日のおまけ)

 福岡から東京出張にきていた長男が、昨日深夜ひょっこりと顔を出してくれた。1年以上も会っていなかったから何となく懐かしかった。久し振りに夜中に二人でじっくり話をした。彼が若いころはこんな雰囲気はなかった。翌朝、福岡のママから長男の処に電話が入った。次女にうどんの離乳食を食べさせたら、首の回りに発疹が出たという。

 

 すぐ病院に行くようにと指示している息子をみていると、いつの間にか親の手を離れて良きパパとして立派になったと親ばかながら感心した。小麦粉アレルギーでなければよいのだがと心配する酒アレルギーの徳兵衛であった。